お腹がよじれそう

2004年7月29日
友人SS氏から勘違いのメールが届いて爆笑。

SS氏は僕の誕生日を7月26日だと思ったらしくて、こんなメールを送ってくれた。
「まむの誕生日は3日前だったなぁ。しまった!と思ってこんな時間にメールします。遅ればせながら誕生日おめでと〜。」

もうおかしくっておかしくって、飲んでいた発泡酒を吹き出してしまった。
僕の誕生日はその1ヶ月先です、SSさん!あと1ヶ月だけ26歳でいさせてくださいっ!

お洒落?

2004年7月28日
今日は、いつもと違う格好で出社してみた。
白無地のワイシャツではなくて、スカイブルーのシャツを着てみたのである。

朝、まずそのシャツを着て、続いてネクタイとスーツをどれにするか考える。このシャツだったらどのネクタイが合うだろう?などと考えるのは、なるほど楽しい。
かつて、ある先輩が「お洒落は楽しいものなんだ。」と力説していて、それを聞いた当時は気の無い返事をしてしまったけど、今日になって少し意味が分かった。
鏡を見ながら、古典的なダジャレ「コーディネートはこうでねえと」を思い出した。

会社へ向かう電車の中でも、いろいろと考えてしまう。
この格好、どう思われるかな、反応が無ければ無いでいいか、でもそれだと寂しいかな、周りの人にアピールしたいけど鬱陶しがられるかもしれない、などなど、いろんな考えが頭をよぎったが、いざ会社に着いたら意外にもみんな好意的な意見を言ってくれた。
いつもと違う格好をしてよかったと思えた。

でも、一番お洒落だったのはシャツでもネクタイでもスーツでもなく、本当はトランクスだったのに・・・。ま、誰にも見せないけどね・・・って、誰も見たがらないよっ。

イタズラ心で

2004年7月28日
ボスに暑中見舞いのメールが届いた。イラストの入った、かわいいメールだ。差出人は、以前われわれと同じグループで働いていたTさん。

そのメールが届くと、ボスは早速、僕を呼びつけた。ちゃんと返事を送りたいのだが、Tさんからもらったメールのようにグリーティングカードで返信したいのだという。

ボスは僕にパソコンを使わせるために自分の席をゆずり、ボス自身は椅子を持ってきて僕の隣に座る。で、ディスプレイを見ながらいろいろ要望を言ってくるので、それに沿って進めていく。
「まむ、Tさんだったらひまわりのイラストがいいな。」「あー、いいですねえ。」などと話しながらカードを決定。文面のほうはボスが口で言うので、それを忠実にキーボードで打ち込んでいく。

元・同僚相手のメールとはいえ、これってボスの私信だよな。つ、つまらん・・・。
少しふてくされながらメールを書いていたら、イタズラしたい気持ちが急に湧いてきた。
よし、ちょっと自己主張してみよう。
ボスがディスプレイを眺めて推敲をしている隙に、勝手に一文だけ付け足すことにした。

ボスの言った「お暇なときにでも会社へ遊びに来てください。」の後に、「まむ君もあなたに会いたがっているようです。」と打ち込む。手早くそれを入力して、黙ってボスのほうを見ると、ボスは苦笑いして「うん、別にそれがあってもいいよ。」と言うので、遠慮なくそれで送信した。

Tさんはわれわれと同じグループにいたから、このグループのことをよく知っている。
Tさんはボスがメールを苦手にしていることも知っているし、ボスの代わりに僕がメールを送ることがあるということも知っている。だから、真の送信者に気付くかもしれない。
もし気付けば、「まむ君もあなたに会いたがっているようです。」の一言でニヤリとしてくれるのではないかと思う。
ボスが書いたものだと思ってしまったら、あまり面白くないな・・・。
清水義範が出演した「爆笑問題のススメ」を見た。
見るのが楽しみで楽しみで、番組が始まる数分前からテレビの音量を大きくしたり、眼鏡を磨き始めたりと、やや落ち着きをなくしてしまったのはここだけの秘密だ。

この「爆笑問題のススメ」という番組は、30分の番組で、前半は毎週作家をゲストに招いて、爆笑問題や眞鍋かをりとトークをする。中には、作家と呼ぶには苦しいようなゲストもいるけど。
後半は太田が時事ネタをいろいろと話す「今週のあとがき」である。
この番組について、詳しくはこちら↓
http://www.stv.ne.jp/tv/susume/index.html

この番組はサブタイトルがゲストに合わせて毎週変わる。昨日は清水に合わせて「国語って何?のススメ」だった。
清水がゲストならば、パスティーシュありジュブナイルありでいろんな話が聞けそうだと思うが、この番組では国語学習をメインテーマにしていた。たしかに、これが一番普通の切り口だろうなあ。

まずは、清水の著作「国語入試問題必勝法」の紹介から番組スタート。これは、吉川英治文学新人賞受賞作だが、それには触れずに、内容紹介や、この本にまつわる裏話から始まった。

僕は清水オタクであるが、テレビで清水を見るのはこれでやっと2度目。1度目はたった一言しゃべるのを偶然目にしただけで、話をちゃんと聞くのはこれが初めてだった。
清水の話し方を聞いて思ったのは、うーむ、この人は自分で書いているエッセィ通りの人だなあ、ということ。真面目で、皮肉を言うときも根底の温かみを失わず、分かりやすく話す。
清水の著作の巻末で、某解説者が冗談混じりに「清水は真面目過ぎる変人」などと書いていたが、なるほど、そうかもしれない。

爆笑問題の2人も、眞鍋かをりもよかった。太田は国語のテストの受験者の気持ちをよく代弁していて、それに対して清水も話しやすそうだった。眞鍋も自分の作文を読むときにちょっと照れたりするところがよかった。
この番組はたまに太田が眞鍋にセクハラ発言をして、見ているこちらとしてはひいてしまうことがあるのだが、今回はそれが無かったのも良し。

残念だったことといえば、時間が短すぎたことくらい。正味十数分では、少し不満が残る。番組の時間が決められているんだから、文句を言ってもしかたないけど。

この番組全体を通して、清水が著作通りの人であることが伝わってきて、満足した。これからも陰ながら応援を続ける予定。

笑い飯

2004年7月25日
昨日、久しぶりに運動をしたせいで、今日は両腕と肩が軽い筋肉痛・・・。

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「オンエアバトル爆笑編」に笑い飯が出演していた。

笑い飯はあちこちで評判がよくて、前々から見たいと思っていた。しかし、僕の見るお笑い番組には全然出演しなくて、全然見られなかった。関西ローカルの番組に出演することは多いらしい。

笑い飯、評判どおりの面白さだった。これが噂のダブルボケか。
前半の、学生服のネタは普通の面白さだったが、後半の、ワシントンが木を切った話は爆笑しっぱなっしだった。笑い疲れた。

もっといろんな番組に出てほしいものだ。
笑い飯、面白いよぉ。

7月24日

2004年7月24日
今日は本屋とバッティングセンタに行った。

本屋では、いつものコース(お気に入りの作家+棋書+参考書)の他に、洋書を何点かチェックした。読めないけど、仕事の関係でちょっと見ておきたかった。

バッティングセンタもすごく楽しかった。
面白くて面白くて、時間がたつのがあっというまだった。病み付きになりそうだ。

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今日はいつも以上にどうでもいい話になってしまったなあ。
清水義範の「青山物語1979 郷愁 完結編」を読み終わった。
これは清水の自伝的な小説で、青山物語三部作の完結編にあたる。しかし小説内では清水ではなく、なぜか平岡という名前になっている。

ここでは、作家になることを夢見ながらサラリーマンとして働く平岡(清水)の姿が描かれている。この小説を通して知ることが出来るのは、清水が夢に向かってどう頑張ったか、どんな仕事をしたのか、職場の人間や友人たちとどのような付き合いをしていたのか、など。

この本は清水ファン以外にとってはどうでもいい本かもしれない、などと考えながら読んだが、途中から、いや、そうでもないかと思うようになった。
清水は人の気持ちが分かる人のようで、悩み事を抱えた人の相談相手になったり、愚痴の聞き役になったりする。人のことを真剣に考える清水を見ると、ファンではなくても心が温まると思う。

来週、清水は「爆笑問題のススメ」というテレビ番組に出演する。一番好きな芸人の番組に一番好きな作家が出るのだから、これは必見。
楽しみだ。

幸福な1日

2004年7月22日
今日はベテランの営業マンと外出した。お客様の前でいろいろ話をする必要があったのだが、自信を持って話をすることが出来て(!)、無事任務完了。

帰りに信濃町駅の近くで食事をした。店内に「ハヤシライス限定20食」なんて書かれた張り紙があったので、店員さんに注文するとき「まだハヤシライスありますか?」と聞いてみた。
店員さんがあると言うのでそれを注文して、うまいうまいと言いながら食べた。しかし、周りにハヤシライスを食べている人がたくさんいて、これって20食どころじゃないだろ、と思ってしまった。美味しかったからいいけど、商売上手な策士にしてやられて、ちょっと悔しい。

お金を払うとき、自分の分は自分で払おうとしたら「俺が払うよ。」って止められた。こんなに美味しいものを御馳走してもらえるなんて幸せだ。御馳走様でした。

車中でも食事中でもいろいろな話が出来て、楽しかった。来週の週末行われるソフトボールの大会の話から始まって、野球の話とか、その他いろいろ。
どういう話のつながりだったか忘れたけど、うちの会社の資料室には意外と面白いものがあるという話も聞けた。

帰社したら2人して早速資料室へ行ってみた(というか案内してもらった)。歴史書あり、古典あり・・・、今まで資料室にはあまり行かなかったけれど、面白そうなものばかりだった。
で、3冊の本を借りた。西南戦争に関する本、箱館戦争に関する本、会津戦争に関する本。
資料室に備え付けられたノートに借りた人の名前や借りた本の書名を記入するようになっているのだが、あのノートを誰かが見たら「まむは戦争を始めるつもりか?」とか思うかもしれない。いや、たとえそこまでいかなくても、違和感はあるだろうなあ。

美味しいものを食べ、好きな本を読み、幸福な1日だった。

プロの芸

2004年7月18日
休日。

起床したのはお昼近く。まずは、洗濯をしたり、クリーニング屋へ行ったりと雑用をこなす。
一段落ついたら図書館へ。しかし借りたい本はみんな貸し出し中で、ガッカリした。

その後、図書館を出て、新宿へと向かった。映画「スチームボーイ」を見たかったのだ。しかし、上映開始前ぎりぎりに映画館に着いてしまい、席が無く、立ち見しか出来ない。立ち見はイヤなので時間を潰して次回の上映を見ることにして、紀伊国屋方面へ歩いてみた。
すると、歩行者天国で大道芸をやっていた。面白くて、暑さに閉口しながらも長いこと見入った。

注目した大道芸は2つ。1つは、高い一輪車に乗ったジャグリング。もう1つは、2人組のパントマイム。

ジャグリングのほうは、見ていて難度の高さがハッキリと分かるものだった。火のついたたいまつを3つ回すところから始めて、背中の後ろで回したり、たいまつ3つから、たいまつ・剣・りんごの3つにしたり。3つの違うものを使う場合、重さが違うのでやりにくくなる。
しめくくりは、この3つを回しながら、りんごは手に持った瞬間に口にもっていってかじり、また投げ上げるという早業だった。
本人いわく、「この芸を究めるには10年間続けて毎日何時間も練習して、やっと出来るようになる。」だそうだ。これこそプロだよなあ。

もう1つのパントマイムのほうは、ジャグリングに比べれば地味だ。両手を使って見えない壁を作り出したり、ひもに引っ張られてつんのめったり。
これは一見簡単そうに見えるけれども、やってみると難しい(帰ってから鏡の前でやってみた。ちょっと恥ずかしいので、これはここだけの話ね)。
難しいことを簡単だと思わせてしまうのは、それはやっぱりプロの芸なのだと思う。

こんなふうに、プロの芸を堪能した1日だった。
・・・、映画の感想は無しかいっ。

休日出勤

2004年7月17日
今日は、試験期間中の電話当番ということで、休日出勤した。

3階の、いつもの仕事場に入ると、全部の机にビニールシートがかけられていてビックリ。冷房の設置工事をするそうだ。天井にドリルで穴をあけたりして粉塵が飛ぶので、それがかからないようにシートをかけたようだ。壁際や窓際のほうまでは粉塵が飛ばないという判断からか、Yさんや僕のいる列はシートがかけられず、普通に仕事をすることが出来た。
でも、いざ作業を始めてみれば、結局こっちにもほこりがぁ・・・。ごほっ、ごほっ。

休日出勤となると、さすがに、いつものようなワイシャツとスーツなんて格好はしない。今日は暗い緑系のTシャツ+黒のジーンズ+サンダル(素足)という格好。平日もこのスタイルで出社したら、周りの人にうけるだろうなあ。特に、まむ改造計画の関係者のかたがたに。
まむ改造計画のみなさんにこの際言っておきます。白以外のシャツも着てもっとお洒落しろとか言われるのは・・・、本当は嬉しいんです(うわー、言っちゃったよ)。もう少ししたら、色付きのシャツで出社しますね。でもあんまり数がないので、1日だけ色付きで、またすぐ白に戻っちゃいますけど。

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明後日も休日出勤。この週末はカレンダ上は3連休なのに、実質明日しか休みがない。明日は時間を有効に使うぞー。

会社の人にばれた!

2004年7月16日
このサイトのことが、会社の人にばれちゃいました。
うわー、どうしよ、どうしよ。
今まで好き勝手なことを書いちゃってごめんなさい。

うすうす、勘付いてはいた。今週の始め頃、駅から会社へ行く途中Fさんと話をして、「本を読み終わったよ。」って言ったら「読了ですね。」って言われた。その瞬間、「あれ?」と思った。そういう言い方をするってことは、「このサイト見ているのか?」ってね。まさか、「僕の日記知っているの?」とは言えるわけもなく。
会社に着いてから、ぼんやりと思い出した。先週、旧姓Nさんからメッセンジャで「まむ」って呼ばれたこともあって、そう言われたときは一文字目を略しただけかと思ったんだけど、本当はここを知っていたんじゃないか、なんて考えてしまった。これまた聞きだせるわけもなく、そのままにしてしまったけども。
それに、北見に一緒に行ったKさん(上の名前のイニシャルを使うとほかの人と一緒になるので、下の名前にさせていただきました)、出張先でとことん優しかったのは、僕の本音を知っていたからですよね?

このdiarynoteは、検索エンジンでこのページを探すと、アクセスした人のプロバイダなどが分かるようになっていて、われわれの会社から検索すると、会社名が分かってしまうのですよ。個人までは特定出来ませんけど。さっき、アクセスログを見たら、うちの会社から見ている人がいた・・・。

最初にここに気付いた人は、どうやって知ったんだろう?ただの偶然?最初に気付いた人、手ぇ上げてください。

しっかしなー、これじゃあ、本音ばらしまくりだもんなー。感想っぽいことは全部本音。
多少、時間をずらして書いたり、一人の人を二人いるかのように書いてしまったことはあるけども。

うーん、参った。なんだかんだいってボスのことが好きだとか(へんな意味じゃなくてね)、会社にいると劣等感を持つことがある、とか、そういうの、みんな知っていたってことか。

とりあえず、会社に関することは大体消しました。ばれたことに気付かないふりをして書き続けようかとも思いましたが、耐えられません。
このサイトの閉鎖まで考えてしまいましたが、それは保留します。

これからどうするか・・・、悩む。

7月15日

2004年7月15日
北見から帰ってきた。

北見では仕事・飲食・睡眠の3つしか出来ず、残念ながら北見のよさがあまり分からないまま帰ってきてしまった。でも、一緒に行ったK氏のよさが分かった。出張前は、K氏に対してちょっと構えるところがあったけど、そんな気持ちになることはもう無さそう。
この出張については、後日くわしく書くつもり。ただ、酒の席で出た話題は書かないことにしよう。

今日は午後2時ごろ帰社して、休む間もなくバタバタして、消耗した。
なので、今夜はひたすらボンヤリします。ゴンチチのアルバム「KIT」を聴きながら。
「翔ぶが如く」を読み終わった。

ここに書かれているのは、明治初期の日本史である。征韓論をめぐる対立が生じるところから、西郷隆盛・大久保利通・川路利良の死まで。
例によって綿密な調査と、そして少しの推理を元に書かれている。

事実を基にした歴史物語であるが、さまざまな見方が出来そう。
たとえば、西郷と大久保の人物論として読むことが出来るし、あるいは、戦争における戦略・戦術書として読むことも可能かもしれない。役人と庶民のいさかいを著したもの、という見方もあるだろう。
読む人によっていろいろな捉え方が出来そうだ。

この本を通して深く考えさせられてしまったのは、「個」と「周囲」の関係についてだ。周囲というのは、個を取り囲む人間だけでなく、外国のこともそうだし、時代背景のこともそう。「翔ぶ(略)」に登場する人物は、自分の主張を通すためにはこういった「周囲」を利用することばかり考える(西郷は例外で、正攻法のみで主張を通そうとするが)。
たとえば、特権を奪われた士族の不満をそらすために外国へ遠征することを考えたり、不平士族は政府を倒すために自分以外の不平士族に協力を求めたり。こういった考えを思いつくには、「周囲」がよく分かっていないといけないと思う。

ちょっと飛躍するが、このことを自分にも当てはめてみた。僕と周囲の関係はどうなんだろうか。

自分も実生活で周りの人の考えが分からなくて悩んだり、逆に、考えが伝わらなくて誤解をされたりすることがある。「翔ぶ」を読んで、「周りの人のことをもっと知りたい。また、自分の気持ちをもっと知ってもらいたい。」と思うようになった。これは別に周囲を利用したいということではなくて、人と分かりあえれば素晴らしい、という意味だ。

裏を返せば、めったに会えない人や、もう連絡の取れなくなってしまった人と、もっと話をしておけばよかったぁぁぁぁと後悔するようになった、ということ。
せっかく人と分かりあえるチャンスがあったのに、それをつぶしてばかりだった、と今になって思う。


さて、これ以外に感じたことを簡潔に書くと、
・大久保と西郷の友情が熱い。
・谷干城と山川浩も熱い。
・熊本城に行きたくなった。
・「翔ぶ」が大河ドラマで放送されたとき、どんなキャストだったんだろう?
・ボスのおじいさんは大天才の引き立て役みたいな書かれ方だ。


「翔ぶが如く」はとにかく深い。読むのに時間がかかってしまうけど、おりを見てまた読み返したいと思う。読むたびに、ものの見方たが新しくなりそうな、そんな気がする。

七回忌

2004年7月11日
ただいま。
昨日群馬へ帰省して、今日の夜、無事に東京へ戻ってきた。電車を乗り間違わずに、ちゃんと往復出来たぞー、って、別に威張るところではない。

なぜ帰省したかというと、祖父の七回忌ということで両親に呼ばれたのだ。七回忌を機にお墓を立派なものにしたので、それを見に来い、とも言われた。

というわけで、親戚一同10数人が昭和村のU寺に集まった。
お寺でお経をあげてもらい、お焼香をした後、お骨を持って新しいお墓へ向かった。新しいお墓はU寺から徒歩10分程度の距離だが、荷物がいろいろあり、車で移動した。

新しいお墓はたしかに立派なものだった。大きな墓石があり、その周りには砂利が敷かれている。その墓地は山の中腹にあり、下のほうは田んぼが広がっている。
うーん、おじいさんのお骨は以前はどんなところにあったんだっけ、なんて考えながら、墓石をじーっと見ていると、あっ・・・、ちょっと待った!
この墓石には「○○(←僕の苗字)家之墓」と書かれている。ということは、祖父だけでなく、父親も、そしてゆくゆくは僕もここに入るということ?

おそるおそる、母親に「僕もここに入らないといけないんかねえ?」と聞いてみると、母親はニッコリと微笑み、「うん、入って。」と即答した。
そうか、これは僕の墓でもあるのか・・・。いや、親に反抗して全然違う場所に自分のお墓を作るかもしれないけど、でもここが自分の墓になる可能性は大きい。

もしそうなるんだったら、ちょっと不満だ。北群馬に骨をうずめるのはいいんだけど、出来れば、三峰山と戸神山の見える場所が良かったなぁ。昭和村の田んぼが目の前に広がっても、ねえ。
今後どんな生き方をしても、いつかはここへ入るのか。そう思うとむなしい。

あのお墓のことはなるべく考えないほうが、自分の人生を楽しめそうだ。

若年性のボケか?

2004年7月9日
今日は打ち合わせの予定があって、外出した。
その打ち合わせ自体は簡単なものだった。こちらが言ったことに対して、相手はうなづくだけで、本当にさくさく進んだ。しかし、ほっとしたときに落とし穴は待っている。帰りに大ぼけをやってしまうところだった。

打ち合わせをした場所から自分の会社まで、電車で2回乗り換えがある。その乗り換えをするにあたって、2回とも逆方向の電車に乗ろうとしてしまったのだ。
普段はこんなミスしないのに。

今日の打ち合わせは同行者がいて、その人に不思議そうな顔をされて間違いに気付いた。
「いやー、暑さでボーッとしちゃったよ。」なんて言い訳をしてしまったけど、本当の理由は自分でも分からない。会社から離れたかったのか?

明日は群馬へ帰る予定だ。こんなボケをかましてしまう人が果たして無事に帰れるのかしらん。
気付いたら岐阜あたりにいたりして・・・。

7月6日の日記

2004年7月6日
半年くらい連絡をとっていなかった友人がいる。
いろいろ考えた末、2日前に、こちらからメールを送ってみた。

どんな返事が返ってくるか不安だった。
連絡をとらないようになったのにはこちらにも原因があるし、また、相手が今どんな気持ちでいるか分からない。したがって、黙殺されるかもしれないし、「いまさら何?」と言われるおそれもあった。

今日、その返事がきた。
ものすごく安心出来る内容で、ほっとした。こちらこそ恐縮してしまう。

返事をもらえたとしたらどうするか、をあんまり考えていなかった。
でも今日は安心からくる脱力で、それを考える余裕がない。返事の返事を丁寧に書くので精一杯だった。

7月4日

2004年7月4日
今日は取り立てて書くことも無く、ごろごろだらだらしていた。
エアコンのスイッチを入れて、部屋の中でひたすら読書。職場と違って自分の適温に設定し、極楽極楽。

読書以外に何をやっただろう?
えーとえーと、友達のサイトを見て、たまには何か書き込みしようかと思って結局やめたり(話題が思いつかなかった)、午後の紅茶を午前中に飲んでみたり。

あとは、選挙についてちょっと考えた。次の週末は実家に帰る用事があるので、今週中に期日前投票をしておかなければいけない。期日前投票と不在者投票はどう違うのかよく分からないけど、去年から投票しやすくなったらしい。
共産党と自民党は苦手なので、それ以外から適当に選んで一票入れます(←適当かよっ)。

父親の誕生日

2004年7月3日
7月3日。父親の誕生日だ。

僕の父親はこんな人(↓)。
・ラーメンやそばを作る工場で働いている。夜中の0時ごろ出社し、麺を作り、食堂やスーパーマーケットに配達するお仕事をしている。家に帰ってくるのはお昼頃。

・頭がいい。いろんなことを知っているし、新しいことに対する理解力が早い。でも面倒くさがりなので、新しいことにチャレンジすることはしない。
たとえばインターネットのこともよく分かっているのに、パソコンを使ってみる気はさらさら無いそうだ。

・テレビの歌番組を見ると、かなりの確率で「最近のは、曲名と歌手名が、どっちがどっちか分からんねえ。」と言う。

・顔の特徴は、鼻が大きい。父親だけでなく父親側の親戚はみんな鼻が大きい。かくいう僕も鼻が大きい。

・内田康夫が好き。内田康夫の文庫本は100冊以上持っている。

そんな父親に電話をかけてみた。
ちゃんと「誕生日おめでとう」って言えたけど、祝う僕も、祝われる父親も、何歳の誕生日か分かっていなかった・・・。

毎月恒例の・・・

2004年7月1日
7月のカレンダの写真について。

森の中。何十本という木が並んでいる。
季節は夏だろうか、葉が青々と生い茂っている。葉と葉の間から、白い空がかすかに見える。

そんな木々に囲まれるようにして、写真の中央やや右寄りに、奇怪な形の切り株がある。大地にへばりつくように、地面に根を絡ませている。
この切り株のしわ一つ一つが、大いなる時の流れを感じさせる。

世界遺産として登録された屋久島の縄文杉。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

文章で風景を描写出来るようになったら素晴らしい思って、毎月、カレンダの写真をここで説明しているんだけど、全然うまくならないようだ。うーん・・・。

四大恐怖

2004年6月30日
昨日、地震があった。そして今日は、雷がゴロゴロいっていた。

そこで、「じゃあ明日は火事だ、あさっては親父に怒られるぞー。」という冗談を思いつき、せっせと書いたのだが、途中でなんだか馬鹿馬鹿しくなってしまった。
結局、全部デリート、デリート。

本当に出火したらシャレにならないので、今日はいつも以上に念入りに火の元を確認して寝よう。

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