鹿児島(1)
2004年5月22日鹿児島の話。
5月18日、火曜日。
いつもより2時間早く起き、羽田空港へ。久しぶりの飛行機で、ちょっとワクワクしてしまったが、離陸してからはひたすら眠った。
鹿児島空港に11頃到着し、別便で鹿児島入りしたPさんと合流した。台風が近づいてきているそうで、天気はあいにくの雨。高速バスで鹿児島市の市街地、天文館へと向かう。
空港でも高速道路沿いでも、南国風の植物が目立った。椰子の木を低くしたような・・・、なんだろう、あれ。
天文館で食事をしたのち、お仕事開始。
本の流通関係者1名(アリさんと呼ぶことにする)と、学校の先生2名とお会いした。
アリさんはPさんと20年以上の付き合いになるそうで、仕事と関係ない昔話もたくさん聞けて面白かった。
仕事をこなしつつ、鹿児島弁にしばし聞きほれる。鹿児島弁は文節の最後の1文字だけ尻上がり。
夕方5時頃仕事が終わり、アリさん・Pさん・僕の3人でお酒を飲みに行く。
鹿児島でお酒を飲むとなると、いも焼酎が定番らしい。まずは生ビールを2杯ほど飲み、いも焼酎に挑戦。おそるおそる口をつけてみると・・・、いもの甘味が広がって、うまーい。
Pさんもアリさんも「おまえさん、いいねえ。もっといけ。」と勧めてくるので、限界近くまで飲んでしまった。お酒にもっと強ければ、おいしいものをまだまだ飲めたのに。
飲み屋を出て、アリさん、Pさんと別れる。Pさんは僕とは別のホテルに泊まり、翌日は熊本へ行くということだったので、ここから先は単独行動になる。Iさんお勧めのホテルへ行き、倒れるように眠った。へビィな1日だった。
(この続きは明日)
5月18日、火曜日。
いつもより2時間早く起き、羽田空港へ。久しぶりの飛行機で、ちょっとワクワクしてしまったが、離陸してからはひたすら眠った。
鹿児島空港に11頃到着し、別便で鹿児島入りしたPさんと合流した。台風が近づいてきているそうで、天気はあいにくの雨。高速バスで鹿児島市の市街地、天文館へと向かう。
空港でも高速道路沿いでも、南国風の植物が目立った。椰子の木を低くしたような・・・、なんだろう、あれ。
天文館で食事をしたのち、お仕事開始。
本の流通関係者1名(アリさんと呼ぶことにする)と、学校の先生2名とお会いした。
アリさんはPさんと20年以上の付き合いになるそうで、仕事と関係ない昔話もたくさん聞けて面白かった。
仕事をこなしつつ、鹿児島弁にしばし聞きほれる。鹿児島弁は文節の最後の1文字だけ尻上がり。
夕方5時頃仕事が終わり、アリさん・Pさん・僕の3人でお酒を飲みに行く。
鹿児島でお酒を飲むとなると、いも焼酎が定番らしい。まずは生ビールを2杯ほど飲み、いも焼酎に挑戦。おそるおそる口をつけてみると・・・、いもの甘味が広がって、うまーい。
Pさんもアリさんも「おまえさん、いいねえ。もっといけ。」と勧めてくるので、限界近くまで飲んでしまった。お酒にもっと強ければ、おいしいものをまだまだ飲めたのに。
飲み屋を出て、アリさん、Pさんと別れる。Pさんは僕とは別のホテルに泊まり、翌日は熊本へ行くということだったので、ここから先は単独行動になる。Iさんお勧めのホテルへ行き、倒れるように眠った。へビィな1日だった。
(この続きは明日)
面白そうな資格なんだけど、高い
2004年5月20日読書アドバイザー、という資格があるそうだ。
出版文化産業振興財団(通称JPIC)が認定する資格で、読書好きを増やすための活動を主に行っているらしい。JPICのウェブページを見た限りでは、難しい試験を受けるとかいうのではなく、講座を受講すればそれで読書アドバイザーの資格が取れるようだ。
第一印象は、面白そうだと思った。
この資格の趣旨は、読書の効用を人に説くことだ。それを行うかどうかは別として(おい)、どういう講座を受けるのか、どんな人が講師なのか、など、興味は尽きない。内容によっては受講してもいいと思った。
しかし、講座の内容を知るよりも先に、受講料が目に入ってしまった。
68,000円。ん・・・、これは高い。さっきテレビ番組「銭形金太郎」で北野大さんが「自分に投資することも大事」と言っていて、いい言葉だなあと思ったけど、68,000円はちょっとなあ。
それだけのお金を使うなら、映画をハシゴするとか、人のために何かするとか、好物を食べるとかしたい。
こんなにお金を取るようではJPICに疑問を持ってしまう・・・。否定的な気持ちになってしまったのはこの雨のせいもあるかもしれないけど。
JPICの理念には賛成だし、協力出来ることがあれば手伝いたいとさえ思うけれども、ちょっと取り過ぎじゃないかしらん。
結局、ほんの数分で受講したい気持ちが萎えた。
参考リンク JPICのウェブページ
http://www.jpic.or.jp/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
鹿児島での体験談も早いうちにアップしたいと思って、書き始めたけど、うまく書けない。もうちょっと時間がかかりそうだ。向こうで見た南国風の植物をうまく説明出来なくて・・・、その植物の名前が分かれば、多少はスムーズに進むのに。
体験談を楽しみにしている人がいたら申し訳ないなあという気持ちと、そんな人は少ないんだからあんまり気にしなくていいという気持ちがあるけど、どちらにしろまだアップ出来ないものはしかたがない・・・。
出版文化産業振興財団(通称JPIC)が認定する資格で、読書好きを増やすための活動を主に行っているらしい。JPICのウェブページを見た限りでは、難しい試験を受けるとかいうのではなく、講座を受講すればそれで読書アドバイザーの資格が取れるようだ。
第一印象は、面白そうだと思った。
この資格の趣旨は、読書の効用を人に説くことだ。それを行うかどうかは別として(おい)、どういう講座を受けるのか、どんな人が講師なのか、など、興味は尽きない。内容によっては受講してもいいと思った。
しかし、講座の内容を知るよりも先に、受講料が目に入ってしまった。
68,000円。ん・・・、これは高い。さっきテレビ番組「銭形金太郎」で北野大さんが「自分に投資することも大事」と言っていて、いい言葉だなあと思ったけど、68,000円はちょっとなあ。
それだけのお金を使うなら、映画をハシゴするとか、人のために何かするとか、好物を食べるとかしたい。
こんなにお金を取るようではJPICに疑問を持ってしまう・・・。否定的な気持ちになってしまったのはこの雨のせいもあるかもしれないけど。
JPICの理念には賛成だし、協力出来ることがあれば手伝いたいとさえ思うけれども、ちょっと取り過ぎじゃないかしらん。
結局、ほんの数分で受講したい気持ちが萎えた。
参考リンク JPICのウェブページ
http://www.jpic.or.jp/
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鹿児島での体験談も早いうちにアップしたいと思って、書き始めたけど、うまく書けない。もうちょっと時間がかかりそうだ。向こうで見た南国風の植物をうまく説明出来なくて・・・、その植物の名前が分かれば、多少はスムーズに進むのに。
体験談を楽しみにしている人がいたら申し訳ないなあという気持ちと、そんな人は少ないんだからあんまり気にしなくていいという気持ちがあるけど、どちらにしろまだアップ出来ないものはしかたがない・・・。
タワシ!
2004年5月16日今日は暇だったので、風呂場の大掃除大作戦を決行することにした。いつもより丁寧に掃除をしよう、あらゆる汚れを落とそう。そんな決意でバスルームに突入。服を濡らすのはイヤなので、トランクス1枚という格好である。
壁にも浴槽にも洗剤を吹き付け、タワシでひたすらゴシゴシゴシゴシ・・・。
手首が痛くなったり、タワシがボロボロになったりしたけど、それでも無理矢理ゴシゴシと続けた。
風呂場にたてこもること数十分。ちょっと中途半端だけど、一応きれいになったところで、手を休めて考える。
完全にきれいにしたかったけど、こんなものかなあ・・・。まだ掃除を続けるか、それとも終わりにするか、どうしようか。とりあえずちょっと休憩だ、と思って手を洗ったところで、いいことを思いついた。
そうだ、休憩がてら、近所の雑貨屋へ新しいタワシを買いに行くことにしよう。
外に出て(もちろん服は着た)、タワシを買って、帰る。
せっかく新しいタワシを買ったんだから、中途半端で終わらせずに掃除の続きをしたいと思い、部屋に戻ったらすぐにまた服を脱いだ。
新しいタワシを片手に、再度バスルームへ突撃。
さっき完全には落ちなかった汚れにまた洗剤をかけて、新しいタワシを汚れに当て、ゴシゴシ。
すると・・・、さっきはどんなに力を入れてもなかなか落ちなかったのに、今度はあっさりときれいになった。
おっ!?なんだこの落ち具合は?大して力を入れていないのに。
新しいタワシは今日一日大活躍し、風呂場は本当にきれいになった。
今までこまめに掃除をしていたから大きな汚れは無かったんだけど、それでも清掃前と清掃後で違いを感じた。壁が明るくなった感じ。
新しいタワシは偉大だ。「東京フレンドパーク」でタワシを当てたら、ガッカリせずに喜ぶべきだ、とまで思った。
タワシのよさを広めるために、今の仕事を辞めてタワシの実演販売員になりたいくらいだ・・・って、そこまで言うのは嘘だけど。
壁にも浴槽にも洗剤を吹き付け、タワシでひたすらゴシゴシゴシゴシ・・・。
手首が痛くなったり、タワシがボロボロになったりしたけど、それでも無理矢理ゴシゴシと続けた。
風呂場にたてこもること数十分。ちょっと中途半端だけど、一応きれいになったところで、手を休めて考える。
完全にきれいにしたかったけど、こんなものかなあ・・・。まだ掃除を続けるか、それとも終わりにするか、どうしようか。とりあえずちょっと休憩だ、と思って手を洗ったところで、いいことを思いついた。
そうだ、休憩がてら、近所の雑貨屋へ新しいタワシを買いに行くことにしよう。
外に出て(もちろん服は着た)、タワシを買って、帰る。
せっかく新しいタワシを買ったんだから、中途半端で終わらせずに掃除の続きをしたいと思い、部屋に戻ったらすぐにまた服を脱いだ。
新しいタワシを片手に、再度バスルームへ突撃。
さっき完全には落ちなかった汚れにまた洗剤をかけて、新しいタワシを汚れに当て、ゴシゴシ。
すると・・・、さっきはどんなに力を入れてもなかなか落ちなかったのに、今度はあっさりときれいになった。
おっ!?なんだこの落ち具合は?大して力を入れていないのに。
新しいタワシは今日一日大活躍し、風呂場は本当にきれいになった。
今までこまめに掃除をしていたから大きな汚れは無かったんだけど、それでも清掃前と清掃後で違いを感じた。壁が明るくなった感じ。
新しいタワシは偉大だ。「東京フレンドパーク」でタワシを当てたら、ガッカリせずに喜ぶべきだ、とまで思った。
タワシのよさを広めるために、今の仕事を辞めてタワシの実演販売員になりたいくらいだ・・・って、そこまで言うのは嘘だけど。
世界の中心で、愛をさけぶ
2004年5月15日 映画
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」を観た。大沢たかお主演のラブストーリィ。
結婚が近い朔太郎(大沢)と律子(柴咲コウ)。2人が新居へ引っ越すその日、律子は書き置きを残し、四国へ行ってしまう。
律子を追いかけて、朔太郎も四国へ行く。四国は朔太郎の故郷で、初恋の相手である亜紀(長澤まさみ)との思い出がつまった場所だった。
高校時代の朔太郎(森山未來)と亜紀のやりとりが非常にせつない。青春そのものという感じ。
人を想う気持ちや、主人公の成長に心を打たれた。大きな声では言えないけど、映画を観ながら泣いてしまった・・・。
海がきれいに見える街が主な舞台で、映像美も感じた。「解夏」を観たときもそうだったし、松島へ行ったときもそうだったけど、きれいな海はいいなあ。
いい映画だった。映画館の出口で思わずサントラを買ってしまったよ。
結婚が近い朔太郎(大沢)と律子(柴咲コウ)。2人が新居へ引っ越すその日、律子は書き置きを残し、四国へ行ってしまう。
律子を追いかけて、朔太郎も四国へ行く。四国は朔太郎の故郷で、初恋の相手である亜紀(長澤まさみ)との思い出がつまった場所だった。
高校時代の朔太郎(森山未來)と亜紀のやりとりが非常にせつない。青春そのものという感じ。
人を想う気持ちや、主人公の成長に心を打たれた。大きな声では言えないけど、映画を観ながら泣いてしまった・・・。
海がきれいに見える街が主な舞台で、映像美も感じた。「解夏」を観たときもそうだったし、松島へ行ったときもそうだったけど、きれいな海はいいなあ。
いい映画だった。映画館の出口で思わずサントラを買ってしまったよ。
5月13日
2004年5月13日昨日、新入社員Fさんの歓迎会があった。
飲み屋へ行く道すがら、八幡様へ寄って、みんなでお参り。
歓迎会の前にお参りなんて聞いたことがないけど、このあたりが幹事Sさんの工夫だなあ。
歓迎会の会場は、Sさんの妹夫婦が経営する飲み屋だった。
みんなでお酒を飲みながら、Fさんに自己紹介をしてもらった。
それによるとFさんは栃木県出身ということだった。「栃木県人も知らないような田舎からです」と言っていた。すると、ボスI氏が、「日光からそこへ行くにはどう行くの?」と言い出し、一同、「なぜに日光から?」と、とまどう。
ボス続けていわく、「栃木だから。」
一同ますます混乱・・・。
3時間くらい飲んで、お開きになった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
来週の火曜日と水曜日(18日と19日)、出張で鹿児島に行くことになった。
その話を僕のところに持ってきたのは営業の人。ここではその人をPさんと呼ぶことにしよう。
その出張で僕に何をさせたいのか、なぜ僕がそれをするのかをPさんに聞いてみたら、なるほど納得出来る話だったので、「行きます!」と答えておいた。
僕のいる部署は出張が少ない部署で、大きな出張といえば新潟と大阪に一度ずつ行ったことがあるだけだ。どちらも日帰り。
今回のように2日間かけて鹿児島に出張なんて、こんなありがたい話はまずない。
鹿児島での仕事の準備をするよりも先に、観光情報を集めようとしたのは秘密だ。向こうで遊べるのはせいぜい半日だけど。
飲み屋へ行く道すがら、八幡様へ寄って、みんなでお参り。
歓迎会の前にお参りなんて聞いたことがないけど、このあたりが幹事Sさんの工夫だなあ。
歓迎会の会場は、Sさんの妹夫婦が経営する飲み屋だった。
みんなでお酒を飲みながら、Fさんに自己紹介をしてもらった。
それによるとFさんは栃木県出身ということだった。「栃木県人も知らないような田舎からです」と言っていた。すると、ボスI氏が、「日光からそこへ行くにはどう行くの?」と言い出し、一同、「なぜに日光から?」と、とまどう。
ボス続けていわく、「栃木だから。」
一同ますます混乱・・・。
3時間くらい飲んで、お開きになった。
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来週の火曜日と水曜日(18日と19日)、出張で鹿児島に行くことになった。
その話を僕のところに持ってきたのは営業の人。ここではその人をPさんと呼ぶことにしよう。
その出張で僕に何をさせたいのか、なぜ僕がそれをするのかをPさんに聞いてみたら、なるほど納得出来る話だったので、「行きます!」と答えておいた。
僕のいる部署は出張が少ない部署で、大きな出張といえば新潟と大阪に一度ずつ行ったことがあるだけだ。どちらも日帰り。
今回のように2日間かけて鹿児島に出張なんて、こんなありがたい話はまずない。
鹿児島での仕事の準備をするよりも先に、観光情報を集めようとしたのは秘密だ。向こうで遊べるのはせいぜい半日だけど。
世に棲む日日〈全4巻〉
2004年5月12日 読書
「世に棲む日日」のことを書きたいと思う。
「世に棲む日日」全4巻を読んでいる途中である、ということは以前すでにのべた。先ほどすべて読み終わり、今、机の上に4冊とも積み上げられている。
幕末の長州藩は舞台が整い、かつ、役者が揃っていた感がある。
このころの長州藩は幕府や諸外国を相手に綱渡りのような外交をせねばならなかった。それをことごとく成功させたのはひとえに役者すなわち松下村塾系の長州藩士の活躍による。
清廉なる思想家の吉田寅次郎(松陰)、類まれなる智略の才とカリスマ性を兼ね備えた高杉晋作。
長州藩の迷走に翻弄されながらも獅子奮迅の働きをする井上聞多(馨)、慎重にことを為す老獪な山県狂介(有朋)、そして、本書の中では行方不明でまったくいいところのない桂小五郎(木戸孝允)。
このうちのたれもが能力を存分に発揮し長州藩をみちびいてゆく。ひいては維新政府をみちびくことになるのだが、本書の内容は晋作の死までである。
司馬遼太郎は、幕末という激動の時代を流麗な筆致でえがいている。しかし「世に棲む日日」は単なる歴史小説にとどまらず、思想と行動について深く考えさせる内容にもなっている。
歴史を動かすのはときとして思想と行動である、ということを考えずにはいられなかった。
この文章は司馬遼太郎の文体を模倣しているつもりである。このことは本筋とは関係がない。余談であった。
(うわー、下手な真似だ。普通に書いたほうが良かったか・・・?)
「世に棲む日日」全4巻を読んでいる途中である、ということは以前すでにのべた。先ほどすべて読み終わり、今、机の上に4冊とも積み上げられている。
幕末の長州藩は舞台が整い、かつ、役者が揃っていた感がある。
このころの長州藩は幕府や諸外国を相手に綱渡りのような外交をせねばならなかった。それをことごとく成功させたのはひとえに役者すなわち松下村塾系の長州藩士の活躍による。
清廉なる思想家の吉田寅次郎(松陰)、類まれなる智略の才とカリスマ性を兼ね備えた高杉晋作。
長州藩の迷走に翻弄されながらも獅子奮迅の働きをする井上聞多(馨)、慎重にことを為す老獪な山県狂介(有朋)、そして、本書の中では行方不明でまったくいいところのない桂小五郎(木戸孝允)。
このうちのたれもが能力を存分に発揮し長州藩をみちびいてゆく。ひいては維新政府をみちびくことになるのだが、本書の内容は晋作の死までである。
司馬遼太郎は、幕末という激動の時代を流麗な筆致でえがいている。しかし「世に棲む日日」は単なる歴史小説にとどまらず、思想と行動について深く考えさせる内容にもなっている。
歴史を動かすのはときとして思想と行動である、ということを考えずにはいられなかった。
この文章は司馬遼太郎の文体を模倣しているつもりである。このことは本筋とは関係がない。余談であった。
(うわー、下手な真似だ。普通に書いたほうが良かったか・・・?)
泣いた。
声を出して泣いた。
顔をゆがめて泣いた。
2ちゃんねるというと、悪いうわさもよく聞く。しかしこの本は2chの悪評とは関係ない。
人の温かさをストレートに伝えてくる名著だ。
この本の編集スタッフが編集中に泣き出した、という話を聞いて、読みたいと思っていたのだが、さっき読み終わった。タオルを片手に、涙を拭きながらこれを書いている。
この本で取り上げられているのは、たとえばこんな話である。
4歳になる娘が、字を教えてほしいといってきたので、どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎晩教えていた。
ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。
「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです」
こっそりと中を読んでみたら、
「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。
おねがいします」
と書いてあったそうだ。
旦那は去年、交通事故で他界した。
字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ……
受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。
「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ〜」
最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。
娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。
(以上、本文より引用)
感動した。
と同時に、今までの自分の行動を考えて恥じた。自分は純粋な気持ちなんてとっくに薄れ、また、人の役に立つこともなく、むしろ余計なことばかりしている。嫌いな人に向かって、冷淡を通り越した態度をとったりとか。その人を嫌いになった原因だって、ささいなことだ。
それ以外にもいろいろと反省し、どんどん落ち込む・・・。鬱になりそうなくらいに。
しかし、この本を読むと、かすかな希望が見えてくる。自分のしたことについて今さら言い訳は出来ないし、する気もないが、世界は僕のようなDQNばかりではないのだ(←DQNの使い方あっている?)。この本を読むと前向きになれる。性善説を信じられるようになる。
文句なしにお勧め。たくさんの人に読んでほしい。
声を出して泣いた。
顔をゆがめて泣いた。
2ちゃんねるというと、悪いうわさもよく聞く。しかしこの本は2chの悪評とは関係ない。
人の温かさをストレートに伝えてくる名著だ。
この本の編集スタッフが編集中に泣き出した、という話を聞いて、読みたいと思っていたのだが、さっき読み終わった。タオルを片手に、涙を拭きながらこれを書いている。
この本で取り上げられているのは、たとえばこんな話である。
4歳になる娘が、字を教えてほしいといってきたので、どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎晩教えていた。
ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。
「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです」
こっそりと中を読んでみたら、
「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。
おねがいします」
と書いてあったそうだ。
旦那は去年、交通事故で他界した。
字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ……
受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。
「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ〜」
最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。
娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。
(以上、本文より引用)
感動した。
と同時に、今までの自分の行動を考えて恥じた。自分は純粋な気持ちなんてとっくに薄れ、また、人の役に立つこともなく、むしろ余計なことばかりしている。嫌いな人に向かって、冷淡を通り越した態度をとったりとか。その人を嫌いになった原因だって、ささいなことだ。
それ以外にもいろいろと反省し、どんどん落ち込む・・・。鬱になりそうなくらいに。
しかし、この本を読むと、かすかな希望が見えてくる。自分のしたことについて今さら言い訳は出来ないし、する気もないが、世界は僕のようなDQNばかりではないのだ(←DQNの使い方あっている?)。この本を読むと前向きになれる。性善説を信じられるようになる。
文句なしにお勧め。たくさんの人に読んでほしい。
(昨日からの続き)
仙台の第一印象は、うーむ、普通の大都市だなあ、ということ。駅前はデパートや銀行がズラリと並び、道幅は広く、整然としている。
松島を歩いた翌日(5月2日)、仙台の某ホテルで朝8時半に起床。前日歩きすぎたため、筋肉痛。
河北新報という新聞を読みながら朝食を摂った。旅行先では地方紙を読むのも楽しみの一つで、その地域で何が話題になっているのか調べるのは面白い。でも河北新報に何が書いてあったのか今では忘れっちまったよ、おい。
少し落ち着いたら、早速行動開始。広瀬川を渡り、仙台博物館へ向かって歩く。
広瀬川といえば、誰かが「ひろせーがわー 流れる八兵衛♪」という替え歌を歌っていた気がする。
歌っていなかった気もする。どっちやねん。
(この歌「青葉城恋唄」が発表されたのは1978年らしいので、このギャグが伝わる人は少ないだろうけど、書いてしまえ。)
仙台博物館では企画物として鑑真展をやっていたが、それよりは常設展を見たいと思った。
常設展では、宮城県に伝わる歴史的に貴重な資料や、陶器・漆器といった伝統工芸品などを見られる。
ここでは、面白いかぶとを見ることが出来た。おでこの辺りに毛虫をあしらったかぶとだ。解説によると、「毛虫は前進するが後退は出来ないので、武士の精神に通じるものがあったのではないか。」ということだった。へんなのー。
仙台博物館は非常に広い建物で、数時間かけて見てまわった。
仙台博物館の次は、青葉城址へ行った。青葉城は通称で、正式には仙台城と言うらしい。
仙台城は小高い丘の上にあって、登っていくのは少し疲れるが、それだけに、そこからの眺めは素晴らしい。
ここには伊達政宗のブロンズ像がある。馬に乗って、街を見おろすかのようだ。政宗も馬も、りりしくて格好いい。
でも本当は戦国期の国産馬はあんなに格好よくなかったんじゃなかったかな。サラブレッドみたいな馬とは全然違うという話を聞いたことがある。
でもまあ、それくらいは目をつぶるか。政宗公は5歳の頃から片目をつぶりっぱなしだったことだし・・・、って、何だこのオチ。
政宗公は天然痘が原因で失明したのであって、目をつぶっているなんて言ったらちょっと違うやん。それにこの像は両目があるし。
仙台からは東京へ戻ったわけではなく、故郷の群馬へ向かった。
途中、小山駅の6・8番ホームで懐かしさがこみ上げてきたのは、自分でもびっくり。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
話の流れ上、次は故郷の話をすればいいんだけど、明日は別の話になる予定。
仙台の第一印象は、うーむ、普通の大都市だなあ、ということ。駅前はデパートや銀行がズラリと並び、道幅は広く、整然としている。
松島を歩いた翌日(5月2日)、仙台の某ホテルで朝8時半に起床。前日歩きすぎたため、筋肉痛。
河北新報という新聞を読みながら朝食を摂った。旅行先では地方紙を読むのも楽しみの一つで、その地域で何が話題になっているのか調べるのは面白い。でも河北新報に何が書いてあったのか今では忘れっちまったよ、おい。
少し落ち着いたら、早速行動開始。広瀬川を渡り、仙台博物館へ向かって歩く。
広瀬川といえば、誰かが「ひろせーがわー 流れる八兵衛♪」という替え歌を歌っていた気がする。
歌っていなかった気もする。どっちやねん。
(この歌「青葉城恋唄」が発表されたのは1978年らしいので、このギャグが伝わる人は少ないだろうけど、書いてしまえ。)
仙台博物館では企画物として鑑真展をやっていたが、それよりは常設展を見たいと思った。
常設展では、宮城県に伝わる歴史的に貴重な資料や、陶器・漆器といった伝統工芸品などを見られる。
ここでは、面白いかぶとを見ることが出来た。おでこの辺りに毛虫をあしらったかぶとだ。解説によると、「毛虫は前進するが後退は出来ないので、武士の精神に通じるものがあったのではないか。」ということだった。へんなのー。
仙台博物館は非常に広い建物で、数時間かけて見てまわった。
仙台博物館の次は、青葉城址へ行った。青葉城は通称で、正式には仙台城と言うらしい。
仙台城は小高い丘の上にあって、登っていくのは少し疲れるが、それだけに、そこからの眺めは素晴らしい。
ここには伊達政宗のブロンズ像がある。馬に乗って、街を見おろすかのようだ。政宗も馬も、りりしくて格好いい。
でも本当は戦国期の国産馬はあんなに格好よくなかったんじゃなかったかな。サラブレッドみたいな馬とは全然違うという話を聞いたことがある。
でもまあ、それくらいは目をつぶるか。政宗公は5歳の頃から片目をつぶりっぱなしだったことだし・・・、って、何だこのオチ。
政宗公は天然痘が原因で失明したのであって、目をつぶっているなんて言ったらちょっと違うやん。それにこの像は両目があるし。
仙台からは東京へ戻ったわけではなく、故郷の群馬へ向かった。
途中、小山駅の6・8番ホームで懐かしさがこみ上げてきたのは、自分でもびっくり。
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話の流れ上、次は故郷の話をすればいいんだけど、明日は別の話になる予定。
松島へ行った。
松島。日本三景の一つ。松島湾に浮かぶ島々が美しい。東京からは意外と近く、2時間半程度で行ける。仙台までは新幹線で、そこから先は仙石線だ。恥ずかしながら、僕はこの路線を「センゴクセン」と読んでいた。正しくは「センセキセン」。
仙台と石巻を結ぶので、この路線名なのだろう。
仙石線の松島海岸駅で下車。5月なのに肌寒い。北上した実感が湧いてくる。
駅前で腹ごしらえをし、最初の目的地の瑞巌寺(ずいがんじ)へ向かう。
瑞巌寺は、臨済宗の禅寺である。元々は平安時代の初めに開かれたお寺だが、途中、名前を変えたり規模を大きくしたりし、現在の建物は伊達政宗の時代に作られたものだという。
国宝に指定されている本堂と庫裡(くり)は必見。建物の美しさや細部の彫刻の見事さはうまく説明出来ないけど、ただ時間を忘れて眺めてしまった、とだけ書いておこう。
瑞巌寺にはそのほか、伊達家にまつわるさまざまな資料が展示されている青龍殿もあり、これも見逃せない。歴史に興味の無い人にとってはつまらないかもしれないけど。
瑞巌寺は梅の季節に行くと一番良いらしいが、僕の行った頃はすでに遅かった・・・。伊達政宗が朝鮮出兵の際に持ち帰ったという梅があって、時期を選んで行けば、きっときれいなんだろうなあ。
瑞巌寺の次は、一番楽しみにしていた松島湾周遊船に乗り、景色を楽しむことにする。
松島湾を一周して元の地点に戻る船と、松島から塩釜へ向かう船とがあるのだが、僕が乗ったのは前者。
松島湾にはおよそ260の島々がある。船に乗っていると、島の名前の由来や、その島にまつわるエピソードが、聞けるようになっている。そのアナウンスは標準語でしゃべるか、ベタベタの東北弁でしゃべるか、どちらかにしてほしいものだが、エレベータガールのようなアナウンス弁(?)だった。
船からカモメにえさをあげられるようになっていた。驚いたことに、カモメの好物はカルビーのかっぱえびせんである。
カモメを近くで見たい人は、船内の売店でかっぱえびせんを買い、後部のデッキでえさをかかげるように持って立つと良い。そうするとカモメが寄ってくる。カモメも心得たもので、周遊船の周りばかりを飛ぶようだ。松島湾の周遊船は、みんなカモメを引き連れて走る。
周遊船の乗客は小さな子供を連れた家族が多く、みんな仲が良さそうで、幸福な家族と美しい景色を見ていると自然と穏やかな気持ちになった。心が洗われるとはこういうことをいうのかもしれない。
少しお腹がすいたので、船を降りたあと、何か食べることにする。
松島は国道45号線沿いに海産物を焼いて売る店が並んでいるのだ。イカやサザエやトウモロコシ(は海産物じゃないけど)などがいい匂いで誘ってくる。僕はホタテを一串頼んだ。やわらかくて、それでいて歯ごたえがあり、味も言うことなし。ムハムハ言いながら食べた。
その後、観瀾亭を見たり、雄島(おじま)を散歩したりして、電車が来るまでの時間をつぶす。
松島は悲しくなるほど美しかった。
松島から仙台に戻り、投宿。この日の晩ご飯は名物の牛タン定食で、これもムハムハと食べた。麦飯とテールスープがセットになっているのが一般的らしく、僕が食べたのもそうだった。
(この続きはまた後で)
松島。日本三景の一つ。松島湾に浮かぶ島々が美しい。東京からは意外と近く、2時間半程度で行ける。仙台までは新幹線で、そこから先は仙石線だ。恥ずかしながら、僕はこの路線を「センゴクセン」と読んでいた。正しくは「センセキセン」。
仙台と石巻を結ぶので、この路線名なのだろう。
仙石線の松島海岸駅で下車。5月なのに肌寒い。北上した実感が湧いてくる。
駅前で腹ごしらえをし、最初の目的地の瑞巌寺(ずいがんじ)へ向かう。
瑞巌寺は、臨済宗の禅寺である。元々は平安時代の初めに開かれたお寺だが、途中、名前を変えたり規模を大きくしたりし、現在の建物は伊達政宗の時代に作られたものだという。
国宝に指定されている本堂と庫裡(くり)は必見。建物の美しさや細部の彫刻の見事さはうまく説明出来ないけど、ただ時間を忘れて眺めてしまった、とだけ書いておこう。
瑞巌寺にはそのほか、伊達家にまつわるさまざまな資料が展示されている青龍殿もあり、これも見逃せない。歴史に興味の無い人にとってはつまらないかもしれないけど。
瑞巌寺は梅の季節に行くと一番良いらしいが、僕の行った頃はすでに遅かった・・・。伊達政宗が朝鮮出兵の際に持ち帰ったという梅があって、時期を選んで行けば、きっときれいなんだろうなあ。
瑞巌寺の次は、一番楽しみにしていた松島湾周遊船に乗り、景色を楽しむことにする。
松島湾を一周して元の地点に戻る船と、松島から塩釜へ向かう船とがあるのだが、僕が乗ったのは前者。
松島湾にはおよそ260の島々がある。船に乗っていると、島の名前の由来や、その島にまつわるエピソードが、聞けるようになっている。そのアナウンスは標準語でしゃべるか、ベタベタの東北弁でしゃべるか、どちらかにしてほしいものだが、エレベータガールのようなアナウンス弁(?)だった。
船からカモメにえさをあげられるようになっていた。驚いたことに、カモメの好物はカルビーのかっぱえびせんである。
カモメを近くで見たい人は、船内の売店でかっぱえびせんを買い、後部のデッキでえさをかかげるように持って立つと良い。そうするとカモメが寄ってくる。カモメも心得たもので、周遊船の周りばかりを飛ぶようだ。松島湾の周遊船は、みんなカモメを引き連れて走る。
周遊船の乗客は小さな子供を連れた家族が多く、みんな仲が良さそうで、幸福な家族と美しい景色を見ていると自然と穏やかな気持ちになった。心が洗われるとはこういうことをいうのかもしれない。
少しお腹がすいたので、船を降りたあと、何か食べることにする。
松島は国道45号線沿いに海産物を焼いて売る店が並んでいるのだ。イカやサザエやトウモロコシ(は海産物じゃないけど)などがいい匂いで誘ってくる。僕はホタテを一串頼んだ。やわらかくて、それでいて歯ごたえがあり、味も言うことなし。ムハムハ言いながら食べた。
その後、観瀾亭を見たり、雄島(おじま)を散歩したりして、電車が来るまでの時間をつぶす。
松島は悲しくなるほど美しかった。
松島から仙台に戻り、投宿。この日の晩ご飯は名物の牛タン定食で、これもムハムハと食べた。麦飯とテールスープがセットになっているのが一般的らしく、僕が食べたのもそうだった。
(この続きはまた後で)
超・殺人事件―推理作家の苦悩
2004年5月7日 読書
東野圭吾「超・殺人事件―推理作家の苦悩」。
これは最近の推理小説をからかったパロディだ。本格的な推理小説もいいけど、こういうお笑いも大好き。
東野がこの短編集でやっているのは、文体模倣だ。
僕も文体模倣は好きで、会社からのお知らせの真似をして1000アクセスのお礼を言ったりした。あれは大して面白くなかったかもしれないけど、うまい人が文体模倣をすると本当に面白い。
東野がこの小説でどのように文体模倣をしているかというと、「超高齢化社会殺人事件」では、現代的な感覚のなくなった年老いた作家が推理小説を書くとこのようになるだろう、という極端な小説を書いている。読むと声を出して笑える。電車の中で読むと危険。
このほか、この短編集の最後に収められている「超読書機械殺人事件」では書評を文体模倣をしている。ある小説があって、この小説を誉めるような書評を書くとどうなるか、けなす書評を書くとどうなるか。この2つを読み比べると面白さと同時にうまさも感じる。
オチも少しブラックで、センスの良さをうかがわせる。
全編を通して推理小説への皮肉が感じられるが、本当に推理小説を愛していないとこういう小説は書けないだろう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今日の仕事は・・・、ちょっと疲れた。
「これ、まむ君に頼もうと思ってうっかりしていたんだけど。」というようなことを立て続けに3度も言われた。1度目と2度目は黙って処理したけど、3度目は天を仰いでため息をついてしまった。ゴールデンウィークの前に言ってくれれば余裕があったのに。
頼まれごとの内容もひどくて、「Hさんが作った企画書の数字が合わない。どこが間違っているか探せ。」なんて仕事は、やる気が起きないよ。
Hさんに戻せばいいじゃないですか、って反抗したんだけど、ボスとHさんは数字に弱いんだから頼むよ、と言われた。あんな、なりふりをかまわず僕に頼むボスは初めて見た。それで、僕の心の中の何かがポッキリと折れ、結局お手伝いした。
僕も数字に強いわけじゃないのにな・・・。
これは最近の推理小説をからかったパロディだ。本格的な推理小説もいいけど、こういうお笑いも大好き。
東野がこの短編集でやっているのは、文体模倣だ。
僕も文体模倣は好きで、会社からのお知らせの真似をして1000アクセスのお礼を言ったりした。あれは大して面白くなかったかもしれないけど、うまい人が文体模倣をすると本当に面白い。
東野がこの小説でどのように文体模倣をしているかというと、「超高齢化社会殺人事件」では、現代的な感覚のなくなった年老いた作家が推理小説を書くとこのようになるだろう、という極端な小説を書いている。読むと声を出して笑える。電車の中で読むと危険。
このほか、この短編集の最後に収められている「超読書機械殺人事件」では書評を文体模倣をしている。ある小説があって、この小説を誉めるような書評を書くとどうなるか、けなす書評を書くとどうなるか。この2つを読み比べると面白さと同時にうまさも感じる。
オチも少しブラックで、センスの良さをうかがわせる。
全編を通して推理小説への皮肉が感じられるが、本当に推理小説を愛していないとこういう小説は書けないだろう。
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今日の仕事は・・・、ちょっと疲れた。
「これ、まむ君に頼もうと思ってうっかりしていたんだけど。」というようなことを立て続けに3度も言われた。1度目と2度目は黙って処理したけど、3度目は天を仰いでため息をついてしまった。ゴールデンウィークの前に言ってくれれば余裕があったのに。
頼まれごとの内容もひどくて、「Hさんが作った企画書の数字が合わない。どこが間違っているか探せ。」なんて仕事は、やる気が起きないよ。
Hさんに戻せばいいじゃないですか、って反抗したんだけど、ボスとHさんは数字に弱いんだから頼むよ、と言われた。あんな、なりふりをかまわず僕に頼むボスは初めて見た。それで、僕の心の中の何かがポッキリと折れ、結局お手伝いした。
僕も数字に強いわけじゃないのにな・・・。
パソコン壊れた
2004年5月6日昨日の夜、パソコンがぶっこわれた。起動しようとして電源を入れると、立ち上がる途中で必ずフリーズして、ウンともスンとも言わなくなる。買ってから4年たつから、そろそろガタが来たか。コンピュータウィルスが原因ではないような気がするな、ただの勘だけど。
このまま壊れっぱなしでは困るので、直そうとした。セーフモードで起動したり、買ったときに一緒に入っていたマニュアルやCD-ROMを引っ張り出してきたり。いろいろやった結果、立ち上がるようにはなったんだが・・・、買ったときの状態に戻ってしまった。
データはほとんど全部消えた。バックアップを取っていない大事なものもいくつかあった。うっわー。
それと、ネットにつながらなくなってしまった。
初期状態に戻ったということは、後からくっつけたADSLモデムが認識されていないんだろうと思い、確認したらやはりその通り。しかしADSLモデムのドライバソフトをインストールしても、なぜかネットにつながらない。設定がどこかおかしいんだろうなあ、というところで疲れて寝た。
僕のようなパソコン初心者にはそこまでで大仕事だった・・・。
この疲れをたとえていうなら、序盤で大悪手を指して、投げ切れないまま120手くらい指して結局負け、そんな感じ。って、余計分かりにくい比ゆを使ってどうする。
で、この文章は会社で書いている。勤務時間中にではなくて、休み時間中に。
帰ったらネットにつなぐべく悪戦苦闘が待っている。土曜日にネット将棋の勝負があるから、今日明日で直さないとまずい。
直るよな、うまいことやれば必ずつながるはずなんだから、と自分に言い聞かせて、頑張ってみよう。
このまま壊れっぱなしでは困るので、直そうとした。セーフモードで起動したり、買ったときに一緒に入っていたマニュアルやCD-ROMを引っ張り出してきたり。いろいろやった結果、立ち上がるようにはなったんだが・・・、買ったときの状態に戻ってしまった。
データはほとんど全部消えた。バックアップを取っていない大事なものもいくつかあった。うっわー。
それと、ネットにつながらなくなってしまった。
初期状態に戻ったということは、後からくっつけたADSLモデムが認識されていないんだろうと思い、確認したらやはりその通り。しかしADSLモデムのドライバソフトをインストールしても、なぜかネットにつながらない。設定がどこかおかしいんだろうなあ、というところで疲れて寝た。
僕のようなパソコン初心者にはそこまでで大仕事だった・・・。
この疲れをたとえていうなら、序盤で大悪手を指して、投げ切れないまま120手くらい指して結局負け、そんな感じ。って、余計分かりにくい比ゆを使ってどうする。
で、この文章は会社で書いている。勤務時間中にではなくて、休み時間中に。
帰ったらネットにつなぐべく悪戦苦闘が待っている。土曜日にネット将棋の勝負があるから、今日明日で直さないとまずい。
直るよな、うまいことやれば必ずつながるはずなんだから、と自分に言い聞かせて、頑張ってみよう。
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新選組展
2004年5月5日江戸東京博物館の新選組展に行ったときの話。
休日で、ものすごい人ごみ・・・、予想していたとはいえ、しんどかった。
ペリー来航から五稜郭の戦いの後まで、流れを追って見られるように展示物が並んでいる。
展示されていたのは手紙類が中心で、ほかには池田屋の復元模型とか、新選組の隊士の顔写真をパネルにしたものとか。
一番面白かったのは近藤勇が剣術のけいこのときに使ったけいこ着。そのけいこ着の背中には、どくろマーク(に見えないような気もするけど)が描かれている。ファンキィなセンスで、しばし見入ってしまった。
展示物や解説を読んで思ったのは、幕末から明治維新にかけてエネルギィに満ち溢れた人たちが大勢いたのだなあ、ということ。主義主張や立場はそれぞれ違っても、理想に向けて行動する人ばかりで、みんな魅力的だ。こんなに熱気に満ちた時代はほかに無いのでは、と思った。
中には、何もせず、歴史に名前を残すチャンスをつぶした人もいるんだろうけど。
江戸東京博物館のウェブページ
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
さて、表記について。新選組が正しいか新撰組が正しいか。
以前書いたように、選でも撰でもどちらでも良いようだ。どちらでも良いとする根拠は、近藤勇や永倉新八など隊士みずからが選も撰も使っていたから、ということらしい。厳密な使い分けはなく、新選組に所属する人がすでに適当だった。
沖田総司は自分の名前を沖田総二と書くこともあったようで、つまり、表記については大らかな時代だった。
ただ、最近の研究者は選を支持する人が増え、また、多くのメディアも新選組で統一しているようだ。
その理由として、公的な文書に押す印鑑が新選組だった、ということが挙げられる。
ほかには、選は人を選ぶという意味で撰は詩や語句を撰ぶという意味なので、隊の名前としては選を使うべき、なんていう意見もあった。
ということで、選を使うほうが無難か。
後半の文章は受け売りばっかりになってしまった・・・。
うちの近所に新鮮組というコンビニエンスストアがあって、それも文章中で触れたかったんだけどうまく入らないし。むきーっ。
休日で、ものすごい人ごみ・・・、予想していたとはいえ、しんどかった。
ペリー来航から五稜郭の戦いの後まで、流れを追って見られるように展示物が並んでいる。
展示されていたのは手紙類が中心で、ほかには池田屋の復元模型とか、新選組の隊士の顔写真をパネルにしたものとか。
一番面白かったのは近藤勇が剣術のけいこのときに使ったけいこ着。そのけいこ着の背中には、どくろマーク(に見えないような気もするけど)が描かれている。ファンキィなセンスで、しばし見入ってしまった。
展示物や解説を読んで思ったのは、幕末から明治維新にかけてエネルギィに満ち溢れた人たちが大勢いたのだなあ、ということ。主義主張や立場はそれぞれ違っても、理想に向けて行動する人ばかりで、みんな魅力的だ。こんなに熱気に満ちた時代はほかに無いのでは、と思った。
中には、何もせず、歴史に名前を残すチャンスをつぶした人もいるんだろうけど。
江戸東京博物館のウェブページ
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
さて、表記について。新選組が正しいか新撰組が正しいか。
以前書いたように、選でも撰でもどちらでも良いようだ。どちらでも良いとする根拠は、近藤勇や永倉新八など隊士みずからが選も撰も使っていたから、ということらしい。厳密な使い分けはなく、新選組に所属する人がすでに適当だった。
沖田総司は自分の名前を沖田総二と書くこともあったようで、つまり、表記については大らかな時代だった。
ただ、最近の研究者は選を支持する人が増え、また、多くのメディアも新選組で統一しているようだ。
その理由として、公的な文書に押す印鑑が新選組だった、ということが挙げられる。
ほかには、選は人を選ぶという意味で撰は詩や語句を撰ぶという意味なので、隊の名前としては選を使うべき、なんていう意見もあった。
ということで、選を使うほうが無難か。
後半の文章は受け売りばっかりになってしまった・・・。
うちの近所に新鮮組というコンビニエンスストアがあって、それも文章中で触れたかったんだけどうまく入らないし。むきーっ。
ただいま
2004年5月4日ただいまー。
今日アパートに帰ってきた。
このゴールデンウィークはいろいろあった。松島・仙台を旅行をしたり実家へ行ったり。
移動中や実家にいる間は読書くらいしかやることがなく、読書もはかどった。
というわけで、溜まっているネタは以下の通り。
・先週行った新選組展
・そのあとの飲み会
・5月のカレンダの写真
・松島・仙台の旅行記
・家族のこと、故郷のこと
・読書感想文。読み終わったのは、東野圭吾「超・殺人事件―推理作家の苦悩」、清水義範「目からウロコの教育を考えるヒント」、司馬遼太郎「世に棲む日日」1巻〜3巻。いま4巻を読みかけ。
これを全部書くのはちょっと大変なので、面白く書けそうなのを選んでちょっとずつ書いていく予定。
今日アパートに帰ってきた。
このゴールデンウィークはいろいろあった。松島・仙台を旅行をしたり実家へ行ったり。
移動中や実家にいる間は読書くらいしかやることがなく、読書もはかどった。
というわけで、溜まっているネタは以下の通り。
・先週行った新選組展
・そのあとの飲み会
・5月のカレンダの写真
・松島・仙台の旅行記
・家族のこと、故郷のこと
・読書感想文。読み終わったのは、東野圭吾「超・殺人事件―推理作家の苦悩」、清水義範「目からウロコの教育を考えるヒント」、司馬遼太郎「世に棲む日日」1巻〜3巻。いま4巻を読みかけ。
これを全部書くのはちょっと大変なので、面白く書けそうなのを選んでちょっとずつ書いていく予定。
「今夜はパラシュート博物館へ」
2004年4月29日 読書
森博嗣の「今夜はパラシュート博物館へ」を読み終わった。
ジャンル分けをすると、これはミステリの短編集ということになるのだろうが、必ずしもそう言いきれない小説も混ざっている。たとえば、最後の短編の「素敵な模型屋さん」はノスタルジィを感じるし、「私の崖はこの夏のアウトライン」は一応ミステリなんだろうけど、まるで詩を読むようだ。
一通り読んでみて、さっぱり意味が分からない部分もあった。「どちらかが魔女」の釘の理由とか、「ゲームの国」のアナグラムとか。
ネットでネタばれサイトを探して著者の意図を理解し、手元の本を再読して、やっと面白さが分かった。
この短編集の中では「卒業文集」が一番好き。小学生が卒業文集に寄せた文章のみで構成されているのだが、みんな謎めいていて、最後の一人の文章でやっと全部の意味が分かるようになっている。これはお勧め。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
さて、これからちょっと出かけてきます。
両国の江戸東京博物館に行って新選組展を見て、その後仲間と遊ぶ予定。
NHKの大河ドラマでは新「選」組だけど、IMEの変換では新「撰」組しか出てこない。どちらでも良いという説が最有力のようだが、いろいろな意見があって面白い。遊びから帰ってきたらここで紹介したい。
でも、うまく書けなかったら何も書きません(おい)。
ジャンル分けをすると、これはミステリの短編集ということになるのだろうが、必ずしもそう言いきれない小説も混ざっている。たとえば、最後の短編の「素敵な模型屋さん」はノスタルジィを感じるし、「私の崖はこの夏のアウトライン」は一応ミステリなんだろうけど、まるで詩を読むようだ。
一通り読んでみて、さっぱり意味が分からない部分もあった。「どちらかが魔女」の釘の理由とか、「ゲームの国」のアナグラムとか。
ネットでネタばれサイトを探して著者の意図を理解し、手元の本を再読して、やっと面白さが分かった。
この短編集の中では「卒業文集」が一番好き。小学生が卒業文集に寄せた文章のみで構成されているのだが、みんな謎めいていて、最後の一人の文章でやっと全部の意味が分かるようになっている。これはお勧め。
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さて、これからちょっと出かけてきます。
両国の江戸東京博物館に行って新選組展を見て、その後仲間と遊ぶ予定。
NHKの大河ドラマでは新「選」組だけど、IMEの変換では新「撰」組しか出てこない。どちらでも良いという説が最有力のようだが、いろいろな意見があって面白い。遊びから帰ってきたらここで紹介したい。
でも、うまく書けなかったら何も書きません(おい)。
プチ同窓会
2004年4月25日学生時代に知り合った友人、デッチ氏と会った。彼と僕は同じ寮にいて、学科も同じで、部活も同じ。デッチ氏は大学を卒業後、単身アメリカに渡り、英語の力をつけて今月の初めごろ帰ってきた。
今週の木曜日(29日)に仲間たちと集まる計画があり、デッチ氏もそちらに参加したがっていた。しかし都合がつかなくて、そちらは不参加になってしまった。
その代わりというわけでもないのだが、今日、東京へ来る用事があって、せっかく近くまで来るんだからということで僕と会う約束になっていた。
まずは一緒に昼御飯(僕にとってはブランチ)。デッチ氏いきなり生ビールを注文し、「あ、じゃあ僕も。」2人して昼間からアルコールを飲む。
ほろ酔い状態になったのが良かったんだろうし、デッチ氏の性格もあって、もうお互いしゃべりまくり。普段の僕はかなり無口なのだが、めちゃくちゃ元気になっちゃったよ。
今かかえている悩みも、単なるタイミングの悪さや勘違いが原因で、実際は大したことないのでは、と思うようになった(一抹の不安はあるけど・・・)。
デッチ氏はビデオカメラを持ってきていた。アメリカの友人を見せてくれたり、僕がパスタを食べるシーンを撮影したりした。
渋谷でぬいぐるみ探しに付き合い、原宿方面へてくてくと歩き、途中、都庁を遠くからビデオに収めて、最後は花屋の2階の喫茶店でアールグレイを飲んだ。
これ、男同士じゃなかったならデートそのものだ・・・。
午後4時ごろデッチ氏と別れ、部屋に戻った。しばらくまったりしていると、デッチ氏から電話がかかってきた。
家に戻ったっていう連絡かな。そんな連絡をするような性格だったっけ。
「まむさんのお宅ですか。デッチです。」
「おう、どうしたの?」
「今新宿にいるんだけどさー、一緒に飲まない?」
「??? 栃木に帰ったんじゃなかったの?」
「いや、帰る必要が急になくなって、戻ってきた。」
「えーー!?」
というわけで、今度はのりしろ氏も誘い(急に呼び出してごめん)、3人で酒飲み。
楽しかった〜〜。
今週の木曜日(29日)に仲間たちと集まる計画があり、デッチ氏もそちらに参加したがっていた。しかし都合がつかなくて、そちらは不参加になってしまった。
その代わりというわけでもないのだが、今日、東京へ来る用事があって、せっかく近くまで来るんだからということで僕と会う約束になっていた。
まずは一緒に昼御飯(僕にとってはブランチ)。デッチ氏いきなり生ビールを注文し、「あ、じゃあ僕も。」2人して昼間からアルコールを飲む。
ほろ酔い状態になったのが良かったんだろうし、デッチ氏の性格もあって、もうお互いしゃべりまくり。普段の僕はかなり無口なのだが、めちゃくちゃ元気になっちゃったよ。
今かかえている悩みも、単なるタイミングの悪さや勘違いが原因で、実際は大したことないのでは、と思うようになった(一抹の不安はあるけど・・・)。
デッチ氏はビデオカメラを持ってきていた。アメリカの友人を見せてくれたり、僕がパスタを食べるシーンを撮影したりした。
渋谷でぬいぐるみ探しに付き合い、原宿方面へてくてくと歩き、途中、都庁を遠くからビデオに収めて、最後は花屋の2階の喫茶店でアールグレイを飲んだ。
これ、男同士じゃなかったならデートそのものだ・・・。
午後4時ごろデッチ氏と別れ、部屋に戻った。しばらくまったりしていると、デッチ氏から電話がかかってきた。
家に戻ったっていう連絡かな。そんな連絡をするような性格だったっけ。
「まむさんのお宅ですか。デッチです。」
「おう、どうしたの?」
「今新宿にいるんだけどさー、一緒に飲まない?」
「??? 栃木に帰ったんじゃなかったの?」
「いや、帰る必要が急になくなって、戻ってきた。」
「えーー!?」
というわけで、今度はのりしろ氏も誘い(急に呼び出してごめん)、3人で酒飲み。
楽しかった〜〜。
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つっこんでおくか・・・
2004年4月25日休みたいと言いつつ更新している男、まむです。こんばんは。
新聞のテレビ欄を見ていて、へんなものを見つけたので、つっこまずにはいられなくなった。
日曜の朝4時15分、テレビ朝日の番組。
番組名は「鈴木」。
鈴木?どんな番組なんだろう・・・?タイトルからは何も分からない。
鈴木という名前の人を主人公にしたドラマだろうか。いや、ドラマのタイトルならもっと違うタイトルがいくらでもありそうだ。
ドラマではなくバラエティだろうか。うん、そうかもしれない。鈴木史朗やウド鈴木、パパイヤ鈴木たちが全国の鈴木さん宅をおとずれ、鈴木という名字で良かったこと・悪かったことなどをインタビューする番組に違いない。
それは何万といる鈴木さんたちの共感を呼ぶことだろう。なんといっても、鈴木さんの鈴木さんによる鈴木さんのための番組だから、そうなるのが当然なのだ。
プロデューサはこの番組が当たったときのことを考えて、すでに2匹目のドジョウを狙っているはずだ。次の番組はそう、「田中」だ。あるいは「佐藤」かもしれない。あちこちの佐藤邸を佐藤姓の芸能人がたずねる。佐藤江梨子が来たらラッキィだけど、佐藤蛾次郎が来たらちょっとイヤだ。
それにしても、「鈴木」とは何だ?ビデオを持っていたら録画してチェックするのだが。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
↑この文章を書いたあと、テレビ朝日のウェブページを見て「鈴木」について調べてみた。
まず分かったのは、正式な番組名。「鈴木タイムラー」だそうだ。新聞では略されているわけだ。しかし正式名を知っても、やっぱり意味が分からない。タイムラーなんて初めて聞く言葉だ。
この番組はニュースワイドショー形式で、あらゆる職業の1日の時間を追及する情報バラエティなんだとか。空想上のバイク便ライダー「鈴木さん」の一日を追う。うーむ、分からん。
出演者は津島亜由子、金剛地武志、柴田奈津子・・・って一人も知らない。
調べたらますますわけが分からなくなった。
おそるべし、「鈴木タイムラー」。
新聞のテレビ欄を見ていて、へんなものを見つけたので、つっこまずにはいられなくなった。
日曜の朝4時15分、テレビ朝日の番組。
番組名は「鈴木」。
鈴木?どんな番組なんだろう・・・?タイトルからは何も分からない。
鈴木という名前の人を主人公にしたドラマだろうか。いや、ドラマのタイトルならもっと違うタイトルがいくらでもありそうだ。
ドラマではなくバラエティだろうか。うん、そうかもしれない。鈴木史朗やウド鈴木、パパイヤ鈴木たちが全国の鈴木さん宅をおとずれ、鈴木という名字で良かったこと・悪かったことなどをインタビューする番組に違いない。
それは何万といる鈴木さんたちの共感を呼ぶことだろう。なんといっても、鈴木さんの鈴木さんによる鈴木さんのための番組だから、そうなるのが当然なのだ。
プロデューサはこの番組が当たったときのことを考えて、すでに2匹目のドジョウを狙っているはずだ。次の番組はそう、「田中」だ。あるいは「佐藤」かもしれない。あちこちの佐藤邸を佐藤姓の芸能人がたずねる。佐藤江梨子が来たらラッキィだけど、佐藤蛾次郎が来たらちょっとイヤだ。
それにしても、「鈴木」とは何だ?ビデオを持っていたら録画してチェックするのだが。
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↑この文章を書いたあと、テレビ朝日のウェブページを見て「鈴木」について調べてみた。
まず分かったのは、正式な番組名。「鈴木タイムラー」だそうだ。新聞では略されているわけだ。しかし正式名を知っても、やっぱり意味が分からない。タイムラーなんて初めて聞く言葉だ。
この番組はニュースワイドショー形式で、あらゆる職業の1日の時間を追及する情報バラエティなんだとか。空想上のバイク便ライダー「鈴木さん」の一日を追う。うーむ、分からん。
出演者は津島亜由子、金剛地武志、柴田奈津子・・・って一人も知らない。
調べたらますますわけが分からなくなった。
おそるべし、「鈴木タイムラー」。
悩み
2004年4月22日昨日書いた悩み、削除した。
いろいろ考えたんだが、今はたぶん「そっとしておくこと」と、「冷静になること」、この2つが大事なのではないかと思った。
そんなわけで、昨日の悩みは封印します。
ありふれた言い方だけど、時間が解決してくれるような、そんな気がする。
いろいろ考えたんだが、今はたぶん「そっとしておくこと」と、「冷静になること」、この2つが大事なのではないかと思った。
そんなわけで、昨日の悩みは封印します。
ありふれた言い方だけど、時間が解決してくれるような、そんな気がする。
日記を一日休んで思った
2004年4月20日昨日は日記を書くのを休んで、さっさとベッドに横になった。
それで一つ感じたことがある。それは、更新を休むとすごく伸び伸びとした気持ちになるということ。休むのがこんなに気持ちのいいことだったなんて、想像もつかなかった。自分で思っていた以上に無理していたんだなあって、しみじみと思った。
久しぶりに自然体の自分に戻った気がする。僕は自然体になると、周りのことを肯定的にとらえ、自分のことをやや否定的に考えるようになる。
数年前に、週に一度しか更新しないウェブページを作っていたことがあって、それくらいのペースだとまったくストレスを感じずに書けた。「たまにしか更新しないのだから丁寧に書かなくては。」という気持ちも強くて、自己満足度も高かった。全員に分かる話題を心がけていたので、しまいにはネタ切れになったけど・・・。今考えると、マニアックな話題に走っても多分大丈夫だったんだろうな。
あ、そうだ!あのときの文章をこの日記にコピィペーストする手があるなあ。自分の文章だから著作権も問題ないし。ちょっと考えておこう。
この日記は、あのページと比べると自己満足度は相当低い。今までの日記を読み返すと、削除したくなるような文章もある。別に悪くないよって言ってくれる人もいるけど、やっつけ仕事みたいな文章も多い。今さら消すのも変なので、そのままにしてあるけど。
これからは以前のウェブページを目指して、やり直そう。
頑張り過ぎなくてもいいんだよな。あせることもないんだよな。休み休み、のんびりとやろう。
それで一つ感じたことがある。それは、更新を休むとすごく伸び伸びとした気持ちになるということ。休むのがこんなに気持ちのいいことだったなんて、想像もつかなかった。自分で思っていた以上に無理していたんだなあって、しみじみと思った。
久しぶりに自然体の自分に戻った気がする。僕は自然体になると、周りのことを肯定的にとらえ、自分のことをやや否定的に考えるようになる。
数年前に、週に一度しか更新しないウェブページを作っていたことがあって、それくらいのペースだとまったくストレスを感じずに書けた。「たまにしか更新しないのだから丁寧に書かなくては。」という気持ちも強くて、自己満足度も高かった。全員に分かる話題を心がけていたので、しまいにはネタ切れになったけど・・・。今考えると、マニアックな話題に走っても多分大丈夫だったんだろうな。
あ、そうだ!あのときの文章をこの日記にコピィペーストする手があるなあ。自分の文章だから著作権も問題ないし。ちょっと考えておこう。
この日記は、あのページと比べると自己満足度は相当低い。今までの日記を読み返すと、削除したくなるような文章もある。別に悪くないよって言ってくれる人もいるけど、やっつけ仕事みたいな文章も多い。今さら消すのも変なので、そのままにしてあるけど。
これからは以前のウェブページを目指して、やり直そう。
頑張り過ぎなくてもいいんだよな。あせることもないんだよな。休み休み、のんびりとやろう。
4月18日
2004年4月18日一昨日の、司馬遼太郎の感想文で書いた、「します」の語源は「し申す」ではないかという意見について、違うという指摘を貰った。朧氏、ありがとう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今日はヒマだったー。髪を切りに行ったのと、スーパーに買い物に行ったけど、その話を膨らませるのは厳しい(料理のレパートリィは麻婆豆腐とチャーハンとパスタだけだったりする。あとは、御飯を炊くのとお湯を沸かすのが大得意・・・、って、おい)。
まむの週末の過ごし方は、土日のうち1日は外へ出て、もう1日はごろごろする、というパターンが多い。この週末もそのパターンで、今日は「猫の手を貸したいくらい」ヒマだった。
そうすると、日記を書く時間はあるのに、書く内容が全然思いつかない・・・。皮肉なものですな。
ネタがないので、最近の気になったニュースをいくつか拾っておくだけにしよう。
1.イラクで武装グループにとらえられていた邦人が解放された
無事に解放されて何よりだと思う。でも結果がどうあれ、僕はイラクの過激派は嫌いだし、戦争を始めたアメリカも嫌いだし、そんなアメリカの言いなりになる日本政府もちょっと嫌い。
2.有名人の死
先月、いかりや長介と、安藤満(麻雀プロ)が亡くなり、今月、鷺沢萠、横山光輝が亡くなった。ご冥福をお祈りします。
3.西武調子いいじゃん
この日記で「1勝しかしていない」なんて言ったら、その次の日から連勝街道まっしぐら。ペナントレースはまだ始まったばかりだけど、今のところ首位だ。誰だ、今年の西武は弱そうだなんて言った奴は?僕だ〜〜。
マクレーンが帰ってきたけど、それが良いほうに影響すればいいな。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ここでちょっとお知らせ。
今まで、このページを毎日更新していましたが、更新の頻度を落とそうと考えています。もうちょっとのんびりした気持ちで書いたほうが良さそう。
毎日の更新を目指して頑張りすぎて、ストレス溜まってきちゃったの・・・。
今後は、週末だけは少なくとも更新することにして、あとは気分次第。
平日はブックレビューや、よっぽど書きたいことがあったときだけ更新するつもり。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今日はヒマだったー。髪を切りに行ったのと、スーパーに買い物に行ったけど、その話を膨らませるのは厳しい(料理のレパートリィは麻婆豆腐とチャーハンとパスタだけだったりする。あとは、御飯を炊くのとお湯を沸かすのが大得意・・・、って、おい)。
まむの週末の過ごし方は、土日のうち1日は外へ出て、もう1日はごろごろする、というパターンが多い。この週末もそのパターンで、今日は「猫の手を貸したいくらい」ヒマだった。
そうすると、日記を書く時間はあるのに、書く内容が全然思いつかない・・・。皮肉なものですな。
ネタがないので、最近の気になったニュースをいくつか拾っておくだけにしよう。
1.イラクで武装グループにとらえられていた邦人が解放された
無事に解放されて何よりだと思う。でも結果がどうあれ、僕はイラクの過激派は嫌いだし、戦争を始めたアメリカも嫌いだし、そんなアメリカの言いなりになる日本政府もちょっと嫌い。
2.有名人の死
先月、いかりや長介と、安藤満(麻雀プロ)が亡くなり、今月、鷺沢萠、横山光輝が亡くなった。ご冥福をお祈りします。
3.西武調子いいじゃん
この日記で「1勝しかしていない」なんて言ったら、その次の日から連勝街道まっしぐら。ペナントレースはまだ始まったばかりだけど、今のところ首位だ。誰だ、今年の西武は弱そうだなんて言った奴は?僕だ〜〜。
マクレーンが帰ってきたけど、それが良いほうに影響すればいいな。
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ここでちょっとお知らせ。
今まで、このページを毎日更新していましたが、更新の頻度を落とそうと考えています。もうちょっとのんびりした気持ちで書いたほうが良さそう。
毎日の更新を目指して頑張りすぎて、ストレス溜まってきちゃったの・・・。
今後は、週末だけは少なくとも更新することにして、あとは気分次第。
平日はブックレビューや、よっぽど書きたいことがあったときだけ更新するつもり。