旅先の食事

2008年10月23日 旅行
旅先の食事
前回からの続きで、観光スポットの話をちょっと離れて、食事について書いておく。

ヨーロッパ人の、食事のマナーについて、以前、こんなことを聞いたことがあった。「ヨーロッパ人は食事をするときに、なるべく音を立てないようにする。もしもヨーロッパを旅行することがあったら、音を立てないように注意すべし」と。
ところが、実際にイギリス人の食べ方を見てみると、別に音を立てないように気を使ったりせずに自然体だった。なんだか拍子抜け。

また、ヨーロッパでは、会計は日本と違ってテーブルについたまま済ませるというのも聞いたことがあった。伝票を持ってレジへ行くのではなく、テーブルごとに給仕が決まっていて、その人にお金を渡すそうだ。これは、本当にその通りで、お金を払うときに戸惑わずにすんだ。

しかし、食事に関して戸惑ったこともある。
宿泊したホテルで、朝食をとろうとしたときのことだ。まずコーヒーが出てきて(コーヒーか紅茶か選べるようになっていた)、続いてトースト、トマト、ソーセージ、そして目玉焼きが出てきた。
食べることは大好きだ。フンフンフン~と、思わず鼻歌でも歌いそうな勢いで、上機嫌で食べ始める。
そういえば、目玉焼きって、ソースをかける人と醤油をかける人に分かれるよねー、僕は醤油派なんですよー、フンフンフン、さて醤油はどこ・・・と思って食卓に目をやると、そこに醤油は無かった。うおっ、なんてこった。イギリス人は醤油を使わないのか。
じゃあ、ソースは・・・と思って探してみたけれど、ソースも食卓になかった。えー、何でー? イギリス人は一体目玉焼きに何をかけているんだろう?

イギリスでは、醤油はまったく使われていないわけではなく、お寿司やおにぎりなど日本食を売っている店では、ソイソースも一緒に売られていた。ただ、そんなお店もちょっと変で、日本食と一緒に売っている飲み物が奇妙だった。緑茶ではなく、なぜかアロエドリンクとかなのだ。イギリス人は、日本食には興味があっても日本の飲み物には興味がないんだろうか。

旅行記、続く。
(画像は、街で見かけた日本食のお店の看板。このお店には入らなかったけれども、面白いので撮ってみた。)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索