出張で泊まった旅館

出張を終えて、昨日の夜遅くに帰ってきた。学校の図書室に入れる本を先生方や図書委員の生徒に選んでもらうというお仕事で、今年でもう3回目だ。
今年も、去年と同様に事前にレンタカーで運転の練習をしておいた。出張中は、うまい運転ではなかったかもしれないけれども、練習の成果を実感出来て自己満足した。

あるビジネスホテルで1泊し、別の旅館で2泊したのだけれど、旅館でちょっと面白いことがあった。
予約を入れておいたので、旅館につくと部屋の準備は出来ていた。部屋に布団が敷かれていて、また、浴衣やタオルがたたんで置かれていた。ところが、夜になって寝ようとすると、浴衣が小さくてサイズが合わないし、布団からはくるぶしがはみ出る。浴衣と布団の交換をお願いしようかと思ったものの、まあいいや、と思って何も言わなかった。
翌朝、食事中に「新聞を貸してください。」とお願いしてみた。将棋の名人戦の、森内-羽生の結果がどうしても気になったのだ。結果は羽生二冠の勝ちで、羽生ファンの1人としてほっとした。

さて、仕事に出かけて、夕方宿に戻ってくると、また布団が敷いてあって、浴衣も新しいのが置いてあった。前日のように寝ようとすると・・・、あれっ？　浴衣のサイズがちょうどいい。そして布団にもぐると、これも前日と違ってくるぶしがはみ出さない。おおっ、何も言わなくても宿の人が大き目のものに換えてくれたんだ。大満足して就寝。
次の日、起きて朝食をとろうとすると、これまた何も言わなくても新聞がお膳の横に置いてあった。素晴らしい。この日は気になるニュースがあったわけではないので、別に新聞いらなかったんだけど、心遣いは嬉しかった。サービスいいなあ。
もうあの辺りに出張することは考えにくいけど、もしも機会があったらまたあの旅館に泊めてもらおう。