やっと、「世界樹の迷宮」をクリアした。うー、長かった。

このゲームは、エトリアという小さな街が舞台。この街外れに地下へと続く迷宮があり、プレーヤは冒険者となってこの裂け目を探検する。
迷宮で強い敵と出くわしてオロオロしたり、街の人の依頼をやり遂げて報酬をもらったりしながら奥へ奥へと進むロールプレイングゲームだ。

途中まではとても面白かった。でも、最後のほうは苦痛だった。
以下、ちょっとネタバレを含むので、これからプレイする人は読まないでください。

このゲームは、エンディングが2回ある。1回は、地下25階でボスキャラを倒すこと。そこまでは本当に面白かった。1歩でも奥へ進みたいと思いながら、回復のために街へ戻り、そしてまた装備や道具と整えてダンジョンに挑むというサイクル。この先に何が待っているんだろうという期待にきちんと応えてくれるので、前へ進むのが楽しかった。
正直言って、ゲームで胸がドキドキしたのはこれが初めてかもしれない。

しかし、2回目のエンディングを見るための苦行(うん、苦行と言ってかまわないと思う)がハンパではない。
ダンジョンで取れるアイテムを全種類集めるのがクリアの条件なのだけれど、取りにくいアイテムが多いのだ。ボスキャラを倒さないと手に入らないアイテムがいくつもあって、そのドロップ率がとても低い。つまり、ボスキャラを倒す→アイテムが出ない→リセット・・・この繰り返しに嵌ることが多すぎるのだ。
特に、「氷竜の逆鱗」はきつかった。これは、「氷嵐の支配者」が持っていて、まず、街からそこへたどり着くまでが遠い。時間をかけてたどり着いたら、今度は戦闘に時間がかかる。こちらの行動はパターン化されているので、特に考えずにキャラクタに指示するだけだけど、相手がタフで、倒すまでに何度もダメージを与えないといけない。やっとこさ倒しても、アイテムが出なかったらリセット。これを延々と繰り返す。うわあ。
このゲームをやっている人たちが集まる掲示板を見ると、「50回も倒したけど、まだアイテムが出ない。」などという人もいる。みんな同じ苦労をしている。

途中、クリアを諦めようかとも思った。でも、「処刑者のアギト」や「黄金の風切り羽」も苦労して取ったわけで、それが水の泡になるんだよなあ、などと思って根気強く1つ1つアイテムを集めていく。これはもう、遊びというより運任せの単なる作業。
せっかく、途中まではとても面白かったのに、これでは面白さが半減、いや半分以下になってしまう。製作者よ、もうちょっと工夫してくれー、と言いたくなる。

いやー、疲れた。

コメント

nophoto
mio
2007年7月9日12:31

解夏おめでとう
そのまま迷宮入りするんじゃないかと、
心配だったよ。

まむ
まむ
2007年7月9日21:34

ただいま。

このゲームをどこでやめるか迷ったけど(笑)、最後まで頑張っちゃった。
これからまた現実の世界に戻るよ。現実世界もゲーム以上に迷うことが多いけど、このアイテム集めのような不毛さは無いはず・・・だよね、きっと。

nophoto
mio
2007年7月10日12:36

やり直しが効かない分、現実の方がたち悪いよ・・・

まむ
まむ
2007年7月10日21:41

あー、そうかも。

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