図書館の中

2007年6月25日 旅行
図書館の中
図書館の中に入り、カウンタに座っている司書さんに、おそるおそる「中の写真を撮ってもいいですか?人は写らないようにしますんで。」と言うと目的を聞かれ、「個人的な趣味で。」と答えた。すると、メモ用紙を手渡され、「ここに名前と住所を書いてください。」と言われた。
素直に従い、中をパチリパチリとやっていると、胸に名札をつけた男性が僕のところにやってきて、話しかけてきた。館長さんだ。

いやいやいやいや、怪しい者ではなくてですねー、単に図書館のファンなんです・・・と話しながら、思わず「数冊なんですけど、この図書館に本を寄贈して、見に行きたいと前々から思っていて・・・。」と小さな声で言うと(下手すると恩着せがましくなりそうだから、言うつもりじゃなかったんだけど)、館長さんは「それなら中を案内しますよ。」と言ってくれた。
そんな、忙しいでしょうに・・・、それに僕、たった数冊しか送ってないし・・・とか思って恐縮したものの、図書館の奥まで見たいという好奇心が勝り、お言葉に甘えることにした。
たまたま、僕のほかにご夫婦がいて、みんなで館長さんに案内してもらうことになった。

まだ整理中の箱があり、バイトの人たちが忙しそうに分類している。その横に大きなガラスがあり、そこに寄贈者の名前の一覧が書かれている。僕の名前もあった。図書館の人たちは、何らかの手違いで名前を書きそびれていたらどうしよう・・・と少し不安になったようで、僕が「ありました!」と言ったらみんなホッとした様子だった。
(画像は整理中の本。大きなガラスに沿って箱が並べられている。ガラスには、白い文字で寄贈者の名前が記されている。この画像では小さすぎて、文字が点にしか見えない・・・。)

館長さんからはいろいろな話を聞いた。本を並べる際に本の背の色を考慮して、きれいに見えるように並べることとか、本を送ってもらったときについてきた手紙はすべてファイリングされているとか。ファイルを見せてもらうと、僕の手紙もちゃんとファイリングされていた。

気がつくと、館長さんと1時間半も話していた。うう、お仕事の邪魔をしてしまったか・・・と思いながら、もしかしたら来館者にいろいろと説明するのも館長さんのお仕事なのかも、とも思ってしまうくらい、丁寧に説明してもらった。

図書館の話、あと1回だけ続く。

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