話し合いの最中にふと思った。「〜しかない」という言い方は知性を感じさせて格好いい、と。たとえば、「それについてはいろいろ考えたんだけど結局これしかない。」というような言い方をされると、この人は頭いいなあ、なんて思う。

「しかない」がどんなときに使われるかといえば、まず挙げられるのは何らかの問題に対して解決策を決めるときだろう。いろいろと対策や可能性を思い浮かべた上で1つに絞り込んだとき、これは「〜しかない」となる。

たくさんの可能性を思い浮かべるという行為が知的だし、さらに、1つに絞り込むという行為も知的だ。絞り込むには俎上にあげられたことをすべて吟味し、長所や短所を割り出し、比較しなければならないからだ。こうした過程を経て初めて「〜しかない」という発言が生まれる。
「〜しかない」という言い方は腹をくくった強さをも感じさせ、それも格好良さを感じさせる要因の1つだと思う。

たくさんのことを思い浮かべ、それを絞り込むという行為はゲームではよくある。ゲームでは自分のやるべきことをいろいろ考えた上で、決断する。そう、「〜しかない」が一番似合うのはゲームしかない。

子供のころはゲームでよく遊んだけれど、大人になるにつれて遊びの種類が少なくなった。一抹の寂しさを感じさせる。今では人と会うと酒飲みか麻雀くらいしかない。

もっといろいろ遊べればいいのになあ・・・と思うが、あ、1つ大事なことを思い出した。よく考えると、僕は人と遊ぶときに着られるような服をあんまり持っていないんだった。お洒落な服は数着しかない。

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「〜しかない。」という言い方を連発してみたけれど、僕が使っても別に知的に見えない。これはもう、誤算というしか(略)。

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