無題

2006年1月20日
言葉に関してもう1つ、衝撃を受けた珍説を紹介したい。

衝撃を受けた珍説、それは「電話する」は日本語として間違っているというもの。この説には僕も賛成しかねるのだけれど、なぜ「電話する」が間違いなのか、その理屈には不思議な説得力があった。

「する」というサ変動詞がある。「する」という動詞にはたくさんの意味があるけれどもそれはさておき、「する」は名詞の下にくっついて名詞を動詞化させる働きをもつ。たとえば「勉強する」とか「料理する」などだ。
では、「電話する」も問題無いのではないか・・・と思うのだが、しかし、「する」はすべての名詞につくわけではない。たとえば「机する」とか「本棚する」とは言わない。「洗濯機する」とか「冷蔵庫する」とも言わない。このように、道具や機械には「する」はつかない。だから、「電話する」は誤りである。



すげーぶっとんだ説だと思いながらも、この説を聞いて以来文章中では「電話する」は使わずに、なるべく「電話をかける」と書くようになった。
でも人と会話するときは文章を書くのと違い、とっさに言い換えられず「電話する」は普通に使ってしまう。

続く。

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