道後温泉は3000年の歴史を誇る。道後温泉の中心的な建物は道後温泉本館といい、そこは国の重要文化財に指定されている。道後温泉本館の周りは旅館やホテルが林立していて、そこは本館からお湯を引いている。なので、本館以外の建物でも温泉に入れるが、やっぱり本館でも温泉に入りたい。
道後温泉に着いた日は本館に行かず、旅館のほうの温泉を楽しんだ。足摺岬の温泉と同様に、このときも平日の昼間だったので風呂には僕しかいない。長湯をして部屋へ戻った。
部屋の窓から外を眺め、ふと、この時間に働いているであろう同僚の人たちの顔を思い浮かべた。
自分がここでこうしてのんびり出来るのは、同僚が職務をまっとうしているからだし、また、この旅館で働く人のお陰でもあるし、さらに、そういった人たちのために働く人がいるわけで・・・、とさまざまな人に感謝の気持ちが湧いてきた。うまく言えないが、人と人との連鎖とか影響とか、どこかで誰かと何らかの形でつながっているということを実感した。
物思いにふけった後、旅館の下駄を借りて外に出た。松山市立子規記念館を見たり道後公園を歩いたりした。
道後麦酒館という居酒屋に立ち寄りビールを堪能した後、ほろ酔い加減で旅館に帰った。
履きなれない下駄を履いたせいで、足の親指と人差し指の間が痛くなった。
「旅は道連れ、世は情け」というけれど、現実は「旅は靴擦れ、夜はお酒」なのであった。
道後温泉に着いた日は本館に行かず、旅館のほうの温泉を楽しんだ。足摺岬の温泉と同様に、このときも平日の昼間だったので風呂には僕しかいない。長湯をして部屋へ戻った。
部屋の窓から外を眺め、ふと、この時間に働いているであろう同僚の人たちの顔を思い浮かべた。
自分がここでこうしてのんびり出来るのは、同僚が職務をまっとうしているからだし、また、この旅館で働く人のお陰でもあるし、さらに、そういった人たちのために働く人がいるわけで・・・、とさまざまな人に感謝の気持ちが湧いてきた。うまく言えないが、人と人との連鎖とか影響とか、どこかで誰かと何らかの形でつながっているということを実感した。
物思いにふけった後、旅館の下駄を借りて外に出た。松山市立子規記念館を見たり道後公園を歩いたりした。
道後麦酒館という居酒屋に立ち寄りビールを堪能した後、ほろ酔い加減で旅館に帰った。
履きなれない下駄を履いたせいで、足の親指と人差し指の間が痛くなった。
「旅は道連れ、世は情け」というけれど、現実は「旅は靴擦れ、夜はお酒」なのであった。
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