21日。
この日は足摺岬から宇和島へ移動する予定だった。交通の便はあまりよくなく、バスで足摺岬→中村→宿毛→宇和島と移動する。
バスの待合所でバスが来るのを待っていると、知らない女性が話しかけてきた。年齢は50代くらいか。
「バスが来る前に辺りの写真をちょっと撮りたいので、その間、荷物を見張っていてください。」と言われた。えっ、見ず知らずの僕を信用して荷物を預けるの?と思いながらも、「はい、いいですよ。」と答えた。
数分後。戻ってきたその女性と一緒にバスに乗り込み、中村に着くまでたくさん話をした。どんな話をしたかというと、
そのかたは僕とまったく逆のルートで四国を回るということ。
いつもは東京で生活していて、半導体を作る機械を管理する仕事をしていること。
仕事の関係でドイツやイタリアに長期出張した経験があること。
あと数年で定年になり、今は出張は若い人に任せていること。
ドイツ人は日本人と比較して仕事の時間が短いそうだ。そのかたがドイツに着いてまず工場を視察すると、案内役のドイツ人は2人で、途中で交代して工場の案内をしてくれたという。1人で案内すると勤務時間が長くなってしまうからだ。
また、ドイツは消費税率が高い、なんていう話も聞けた。でもそれは日本に比べて高いということであって、ヨーロッパ諸国の中ではドイツはむしろ低めだ。ヨーロッパは全体的に消費税率が高い。
そのかたは国内旅行の経験も豊富だった。もっといろいろ話を聞きたくて、連絡先を交換しようかと思ったが、言い出せないまま中村に到着。「お気をつけて。」と言って別れた。そのかたは電車に乗り換えて高知へ。僕はそのバスに乗ったまま宿毛へ。
まむ、四国の南端でドイツ事情を知る。旅とはなかなかに不思議なものなのであった。
この日は足摺岬から宇和島へ移動する予定だった。交通の便はあまりよくなく、バスで足摺岬→中村→宿毛→宇和島と移動する。
バスの待合所でバスが来るのを待っていると、知らない女性が話しかけてきた。年齢は50代くらいか。
「バスが来る前に辺りの写真をちょっと撮りたいので、その間、荷物を見張っていてください。」と言われた。えっ、見ず知らずの僕を信用して荷物を預けるの?と思いながらも、「はい、いいですよ。」と答えた。
数分後。戻ってきたその女性と一緒にバスに乗り込み、中村に着くまでたくさん話をした。どんな話をしたかというと、
そのかたは僕とまったく逆のルートで四国を回るということ。
いつもは東京で生活していて、半導体を作る機械を管理する仕事をしていること。
仕事の関係でドイツやイタリアに長期出張した経験があること。
あと数年で定年になり、今は出張は若い人に任せていること。
ドイツ人は日本人と比較して仕事の時間が短いそうだ。そのかたがドイツに着いてまず工場を視察すると、案内役のドイツ人は2人で、途中で交代して工場の案内をしてくれたという。1人で案内すると勤務時間が長くなってしまうからだ。
また、ドイツは消費税率が高い、なんていう話も聞けた。でもそれは日本に比べて高いということであって、ヨーロッパ諸国の中ではドイツはむしろ低めだ。ヨーロッパは全体的に消費税率が高い。
そのかたは国内旅行の経験も豊富だった。もっといろいろ話を聞きたくて、連絡先を交換しようかと思ったが、言い出せないまま中村に到着。「お気をつけて。」と言って別れた。そのかたは電車に乗り換えて高知へ。僕はそのバスに乗ったまま宿毛へ。
まむ、四国の南端でドイツ事情を知る。旅とはなかなかに不思議なものなのであった。
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