仕事その3

2005年6月2日
Yさんが産休に入ったのは4月末日。Yさんの留守を預かるために必要なことを教わり、4月は飛ぶように過ぎていった。

いよいよYさんが産休に入る、その数日前。Yさんを送り出す会を行うということで、うちの部署で飲み会をやることになった。その飲み会の幹事はHさん。Hさんから部署の人全員に「場所は未定ですがYさんを送る会を行います。」というメールが届いた。

Yさんはそのメールを読むと、僕にこう言った。
「わたし、Tがいい。」
僕はTというお店を知らなかったのだが、Yさんの話によるとTは料理がおいしい飲み屋ということだった。その上、Tにはいろいろと思い出があるらしい。ほおお、それなら送る会はぜひTでやりたい。

Yさんがその日の仕事を終えて帰った後、僕は早速Hさんにこのことを報告した。
Yさんが帰ってから報告をしたのには、僕なりに思惑があった。Yさんにはギリギリまで会場を伏せたら面白いんじゃないかと思ったのだ。送る会当日、Tに向かう途中でYさんは会場を察するだろうけど、その瞬間を思うとワクワクする。

ところが、僕の思惑はあっさり崩壊した。
送る会の会場をTにしましょうと提案した次の日の朝、HさんがYさんに「Tが好きなんだって?送る会はそこでやろうか。」と言ってしまった・・・。しまった、僕の意図をHさんにちゃんと説明するべきだったぁ。

続く。

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