この連休中は予想通り、寂しい連休になってしまった。
前に書いたように、1週間も同僚の顔が見られない。寂しいとしか言いようがない。
その上、実家は退屈なところなのである。

学生の頃の同級生と連絡がとれないわけではないが、だからといって簡単に会えるということでもない。県外に出てしまった人がいたり、高校を卒業してすぐに付き合いにくい性格になってしまった友人がいたり。
この連休中に会った同級生はR君だけ。R君は地元で自営業をやっているので、彼のお店にふらりと買い物に行ってみたのだ。しかし大した話はせず、2分ほど立ち話をして、それで終了。R君も「みんな県外とかに出て行っちゃって、こっちは誰もいないね。頻繁に会うのはM君だけだ。」なんて言っていた。ほう、M君か。「猫の鳴き真似」という一芸がうまい子だった。M君にもよろしく言っといてね、とR君にお願いして辞去。

寂しさを募らせつつ家に戻って携帯電話を眺め、誰かと電話で話をしようか、なんて考える。しかし、特に用件が無いのに電話をかけるのはちょっと苦手で、携帯を握り締めたままカーペットの上をごろごろと転がって悶々とする。
ごろごろ・・・ごろごろ・・・。

普段ならこんなときはお酒でも飲むか、となるのだが、実家ではお酒が飲みにくい。なぜなら、実家ではお酒を飲むと母親が小言を言うからだ。
母親は大の酒嫌いで、お酒の匂いがすると「お酒くさいお酒くさい」と言い出す。ひどいときは冬でも部屋の窓を開ける。父親は酒好きなので母親を無視してお酒を飲むが、雰囲気は最悪だ。
僕は母親のこんな態度を見るたびに、母親には「それじゃあ親父が気分よく飲めないじゃないか。」と思い、父親には「こんな雰囲気でよく飲めるなあ。」と思ってしまう。母親が父親のことを少しでも気遣うとか、あるいは父親が普段から母親に少し優しく接するとかすれば解決するのだが。

自分の部屋に戻っても退屈でしかたがない。僕の部屋はテレビが無く、パソコンももちろん無く、CDラジカセがあるだけ。しかしCDラジカセはどこか壊れていてCDを入れても認識しないし、ラジオは電波の具合が悪すぎてFM群馬しか聞けない。
つまらない。

今後は実家に帰る前に、寂しさと退屈の対策を練っておくことにしよう。

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