岩手 その4

2005年4月2日 旅行
一関では厳美峡という渓谷を見たかった。
これは磐井川の上流に位置する渓谷。

ものすごく古いバスに乗り(バスターミナルにそのバスが入ってきたとき、えっ、これ現役なの?って思った)、厳美峡に到着。
少し歩き回った後、お団子を食べて一休みしていると、そこへ家族連れが入ってきた。若い夫婦と小さな子供、計3人。
その子供の前にお団子が出てくると、子供は大興奮して歌を歌いだした。それがとってもかわいくて、微笑ましかった。

厳美峡近くを探検中に妙な橋を見つけた。妙といっても外見上は特に不思議はないのだが、その橋の横に書かれていた説明が面白かった。
普通、橋というと骨組みに鉄筋を使い、その周りをコンクリートで固めるのだが、その橋は鉄筋の代わりに竹を使っているのだそうだ。その橋の名前は忘れてしまったが、かつてはキョウダケ橋と呼ばれていたという。なぜなら、その橋は何度かけても翌日には流されてしまい、かかっているのは「今日だけ」だから・・・って、ほんまかいな。

厳美峡の近くに一関博物館というのがある。
時間が無ければ見学しなくてもいいかな、なんて思っていたのだが・・・、時間があったので行ってみた。
行ってみてよかった。というか行かなきゃ損。厳美峡で見かけた子供じゃないけど、今度は僕が大興奮。
一関博物館は和算のコーナがあったのだ。江戸時代の日本人が数学にどのように取り組んできたか分かるようになっていて、たとえば算木の使い方とか、寺子屋での教育とか、神社に奉納された問題とか、そういったものが展示されていた。

歩き疲れてホテルで就寝。翌日はこの旅行の最大の目的地、平泉へ・・・。
続く。

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