岩手 その3

2005年3月30日 旅行
3月20日、日曜日。
起きてまず、ホテルにおいてあった前日の朝刊を読んでみた。岩手日報という地方紙だ。そこに載っていたのは「情報公開度、岩手県が第一位」とか「花巻の小学校に通う四つ子が卒業」とか「小学校の校長の異動」とか、地元の話ばかりだった。どの記事も興味深かった。

ホテルをチェックアウトして、盛岡城跡へと歩いた。ここは、天守閣や二の丸などの建物は残っていないが、当時の石垣が残っている。これが非常に立派だった。
歴史をしのびつつウロウロ歩き、次に白龍(パイロン)というお店へと移動。

白龍はじゃじゃ麺の老舗として有名らしい。
じゃじゃ麺はゆでたうどんの上に味噌を乗せて(汁は無い)、その上にラー油・酢・にんにくを乗せてよくかき混ぜて食べる。麺を食べた後はその皿に卵を落とし、店の人に熱々のスープを入れてもらい、またラー油・酢・にんにくを入れてそれを飲む。このスープはチータンタンというそうだ。
じゃじゃ麺は少し苦味のある味だった。おいしいというわけではなかったけど、不思議なことにもう1度食べてみたいと思わせる味だった。くせになる味とでもいうのだろうか。チータンタンのほうは、これは文句無しにおいしかった。
にんにくの効果なのか、体がぽかぽかと温かくなった。

盛岡市内を散歩し、「ア歯科」という名の歯医者さんを見つけて嬉しくなったり(あしかって、おい)、大正時代に建てられた番屋を見たりしてウロウロすること数時間。
盛岡を満喫して次の目的地、一関市へ向かった。

東北本線の電車は、ボタンを押してドアの開け閉めをやるようになっていた。つまり、駅に停まっても乗客の乗り降りが無ければ外の空気が車内に入ってこないということだ。
僕はボタンを押さないとドアが閉まらないということを知らなかったため、電車に乗り込んでドアを開けっ放しにしたまま席に座ってしまい、別の人がドアを閉めてくれた。ちょっと失敗。
うーむ、そうすると東北の人が関東に来たりとか、あるいはさらに南の地域にいって電車に乗った場合、ドアを閉めるボタンが無くて慌てたりするんだろうか。

一関に着いたのは午後2時頃。
続く。

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