仕事の話、その5

2004年12月12日
今日は、自分としてはものすごく珍しいことに、友人と「雑談」がしたくて電話をかけてしまった。
SS氏と20分も話し、気分が上向いた。多謝。

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仕事の話、その5。
Y校舎では話が宙ぶらりんになり、帰ってきた。
この時点で僕が考えたのは、試験屋さんにお願いして、試験システムの開発者を連れてまたY校舎へ行こう、ということ。
試験システムについては、僕では的を射た説明が出来なくて、大学の人もつまらない気持ちになったのではないか、と思ったからだ。開発元が試験のプログラムについて大学に説明すれば、大学側は試験を行うかどうか判断しやすいだろうし、試験屋さんも大学のセキュリティについて詳しい話を聞けば新たな解決方法を思いつくかもしれない・・・、なんて理屈をくっつけてみたのだが、要するにこれくらいしか打つ手が無い。

Y校舎から会社に戻った後、約束どおりX校舎のZ氏にメールを送った。
Y校舎でどんな打ち合わせをしたのか、そして今後どうするつもりなのかを書いて、その日はアパートに帰った。

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翌日。Z氏から返信があった。
そこには温かい言葉が並んでいて、「まむさん、異動して早々、こんな困難な目にあって納得のいかない気持ちになっているのではないでしょうか。今回の試験がうまくいってもいかなくても、私は個人的に御社とは長く付き合いたいと思っています。」ということが書かれていた。
一読して、まずびっくり。うちと付き合いたがる理由が分からなかったからだ。X校舎で動作確認をして試験システムの不都合が明らかになったのに、なぜうちと長い付き合いをしたいと思うんだろう?
僕が頑張ってZ氏が満足してくれれば最高だけど、自分の能力の低さや性格のことを考えると、そんな展開にはならないだろうという気がした。

そのメールをもう一回読んでみて、うちと付き合いをしたい理由はやっぱり分からなかったけど、嬉しい気持ちにはなった。

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数日後。
試験屋さんにお願いして、試験システムに詳しい人を1人呼び出し、一緒にY校舎へ行った。
一緒に行ってくれた人はNさんという。一方、前回5人もいたY校舎側は、今度の打ち合わせは1人だけ。その人は大学のコンピュータの管理を担当している人で、前の打ち合わせで舌鋒鋭く試験システムを批判していた。

打ち合わせが始まってすぐ、試験システムの問題点の話になった。Nさんはシステムの説明をするのだが(このあたり専門的な話が多くて、頭の周りをはてなマークが回る感じ)、Nさんの説明はまるで防戦一方。しかし・・・、気付いたらほんの数分後には急転直下、試験を行うということで話がまとまった。ほんの5分程度の打ち合わせで、受験決定。
え〜〜っ?なんで???

多分、Y校舎の内部で話し合いがあり、今回だけは多少のことに目をつぶって試験を行うということで決定していたのではないかと思う。最初の打ち合わせは大学職員が大勢出てきて揉めて、次の打ち合わせでは1人だけ出てきて比較的短時間の話で受験が決定する・・・、その間に何かあったとみた。
ちなみに、解決方法は最初に試験屋さんから言われた、セキュリティシステムを動作しないようにした上で、端末に試験プログラムをインストールしておく、という方法。

あと1回だけ続く。

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