楽器博物館

2004年8月4日
日帰りで浜松へ行ってきた。
浜松には楽器博物館という施設があり、ある教材の特集記事でここを紹介しようと思ったのだ。

楽器博物館にはおよそ3,200点の楽器があり、その内、1,000点ほどが展示されている。展示された楽器の前にはヘッドホンがあり、その楽器を使った音楽が聴けるようになっている。
楽器の演奏が出来る体験ブースもあって、とても楽しいところだ。

浜松へは3人で行った。僕のほか、Fさんと編集プロダクションのDさん。
Dさんが楽器博物館の職員Aさんに連絡をいれてくれて、Aさんから話をうかがったりAさんに館内を案内してもらったりした。楽器博物館についてじっくり話がきけたし、近くの美味しいウナギ屋さんについても聞けた。

役割分担は以下のようになっていた。
Aさんから話を積極的に引き出すのはDさん。Fさんは無理をしなくてもいいという立場だったが、結果的にFさんもきちんと話を引き出していた。
館内の写真を撮影するのはDさん。
後で原稿を書くのはFさん。僕が原稿を書いてもいいのだが、あえてFさんにお願いした。これは自分の仕事を減らしたかったということではなくて、Fさんの書く文章が大好きだから。

さて、そうすると僕はやることがない。
好奇心のおもむくまま質問し、あとは同僚に渡すお土産の心配でもしていればよろしい(いや、本当は、何かあったらフォローしなきゃ、とか考えていたけど)。

僕が質問したのは、たとえばこんなの。
「楽器を集める際に、何か苦労されたことはありますか?」
するとAさんは、「動物の皮などを使ったものはワシントン条約に引っかかったりします。」と答えてくれた。なるほど・・・。

事務所のような部屋で話を一通りうかがった後、館内を案内してもらった。
楽器は音楽をかなでるだけでなく、宗教的な意味合いがあったり、装飾に凝ったものだったり、別の道具と組み合わせて実用性を持たせたものだったりと、いろいろなものがある。
1時間くらいかけて見てまわった。

FさんもDさんも、熱心さの中に遊び心を忘れない取材で生き生きとしていた。そういう人たちが一緒だとこちらも楽しいし、楽器博物館そのものが面白い施設ということもあって、充実した取材になった。

参考リンク:楽器博物館のページ
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/gakki/

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帰りに寄り道してCDを買った。映画「誰も知らない」のサントラ。主演の柳楽優弥がカンヌで最優秀男優賞を受賞した映画で、ちょっと話題になった。
この映画を観たことはないけど、音楽を担当したのがGontitiなのでサントラは買いだ。たとえ、たった5曲しか入っていなくても。

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