「ゲームの名は誘拐」読了
2004年3月29日 読書
東野圭吾の「ゲームの名は誘拐」の感想を書いておく。
いやー、すごいわコレ。一気に全部読んだ。
主人公は佐久間という男。佐久間は仕事のことでクライアントの葛城に恨みをもつようになる。偶然、葛城の娘と接触した佐久間は、娘本人の協力を得て、誘拐したことにして葛城から身代金を奪うことを計画する・・・。
身代金を奪うシーンが一つの山場で、警察が動いているかどうか不透明でスリリングだ。しかし、そこだけが見所ではない。その先も不安感に満ちた展開が続く。
そして、最後の1行がまたすごい。「あれ、これって・・・?あーー、そういうことかー。」読み終わったときの爽快感といったらもう。
ベッドに寝そべって読んでいたんだけど、思わず仰向けにひっくり返って、足をバタバタさせてしまった。
登場人物の思惑を過不足無く書ききっているし、伏線もきれいに張られている。精緻すぎる構成に脱帽。
事件の真相を全部知ってから、また初めから読んでみたが、アンフェアな叙述も無い。
「ゲームの名は誘拐」は今まで読んだミステリの中で5本の指に入る(他は綾辻行人の「水車館の殺人」と宮部みゆきの「蒲生邸事件」など。たくさん読んでいるわけではなく、個人的に好きな小説を勝手に挙げているだけなので、本を買う際の参考にはしないでください)。
いやー、ほんとにすごいミステリだった・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
将棋仲間のみなさんへ
昨日の交流戦はお疲れ様でした。
交流戦のドサクサにまぎれて(?)このページのことをお伝えしましたが、御覧のように将棋の話はほとんどありません。たまに将棋の話題があっても、将棋ファン向けではなく、どちらかというと将棋を知らない人にこういう世界のあることを伝えたいという気持ちで書いているので、みなさんから見るとつまらないかと思います。
これからは将棋の話を増やさないといけないなー、というような殊勝な考え方をする僕ではなく、これからも適当にやっていきます。書きたいことだけ書く予定。
ごめんなさい。
剣蛇より
いやー、すごいわコレ。一気に全部読んだ。
主人公は佐久間という男。佐久間は仕事のことでクライアントの葛城に恨みをもつようになる。偶然、葛城の娘と接触した佐久間は、娘本人の協力を得て、誘拐したことにして葛城から身代金を奪うことを計画する・・・。
身代金を奪うシーンが一つの山場で、警察が動いているかどうか不透明でスリリングだ。しかし、そこだけが見所ではない。その先も不安感に満ちた展開が続く。
そして、最後の1行がまたすごい。「あれ、これって・・・?あーー、そういうことかー。」読み終わったときの爽快感といったらもう。
ベッドに寝そべって読んでいたんだけど、思わず仰向けにひっくり返って、足をバタバタさせてしまった。
登場人物の思惑を過不足無く書ききっているし、伏線もきれいに張られている。精緻すぎる構成に脱帽。
事件の真相を全部知ってから、また初めから読んでみたが、アンフェアな叙述も無い。
「ゲームの名は誘拐」は今まで読んだミステリの中で5本の指に入る(他は綾辻行人の「水車館の殺人」と宮部みゆきの「蒲生邸事件」など。たくさん読んでいるわけではなく、個人的に好きな小説を勝手に挙げているだけなので、本を買う際の参考にはしないでください)。
いやー、ほんとにすごいミステリだった・・・。
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将棋仲間のみなさんへ
昨日の交流戦はお疲れ様でした。
交流戦のドサクサにまぎれて(?)このページのことをお伝えしましたが、御覧のように将棋の話はほとんどありません。たまに将棋の話題があっても、将棋ファン向けではなく、どちらかというと将棋を知らない人にこういう世界のあることを伝えたいという気持ちで書いているので、みなさんから見るとつまらないかと思います。
これからは将棋の話を増やさないといけないなー、というような殊勝な考え方をする僕ではなく、これからも適当にやっていきます。書きたいことだけ書く予定。
ごめんなさい。
剣蛇より
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