「絶叫城殺人事件」読了
2004年3月10日 読書
有栖川有栖の「絶叫城殺人事件」読了。
ミステリの短編集。この日記では短編集ばかり紹介している気がするが、事実、短編集ばかり読んでいるのでこうなってしまう。そういえば、現在読みかけの、西澤保彦の「解体諸因」も短編集だ・・・。
この短編集はすべて建物にちなんだ話になっていて、巻末の解説者は意外なことに建築コンサルタントの竹島清氏・・・、って、何者だ、この人?多分その筋では有名なんだろう。新鮮な解説で、読んで得した気分になれる。
短編集は、その中で順位をつけて、面白かった作品はなぜ面白かったのか、つまらなかった作品はどこがつまらなかったのか、そういったところを書けば、それなりにまとまるものだけど、うーむ・・・、困った。「絶叫城」はどれもセンスよく、甲乙つけがたいのだ。
「黒鳥亭殺人事件」は子供との会話をからめた構想がよく、「月宮殿殺人事件」はトリビアのような知識にニンマリし、「紅雨荘殺人事件」は何といっても事件の背景が素晴らしい、といった具合。
ミステリファンなら楽しめること間違いない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
昨日、順位戦C級1組の最終局があった。
万年昇級候補の屋敷伸之八段(4月から九段)がついに、ついにB級2組に昇級。長かったなぁ。C1で足踏みすること、10年以上。
将棋の勉強はスポーツ新聞の詰将棋のみという男、屋敷。それなら僕のほうが勉強時間が長いわい。
屋敷はそんな勉強量なのに、棋風は華麗で、ごちゃごちゃした終盤を軽やかにぶっちぎる。かっちょええ。
B級2組はあっさり通過しそうな予感。
もう一人の昇級者は野月浩貴。この男はあんまり興味ないし、今後タイトル戦にからむこともなさそうなので、ここでは二度と名前が出ないかも。
ミステリの短編集。この日記では短編集ばかり紹介している気がするが、事実、短編集ばかり読んでいるのでこうなってしまう。そういえば、現在読みかけの、西澤保彦の「解体諸因」も短編集だ・・・。
この短編集はすべて建物にちなんだ話になっていて、巻末の解説者は意外なことに建築コンサルタントの竹島清氏・・・、って、何者だ、この人?多分その筋では有名なんだろう。新鮮な解説で、読んで得した気分になれる。
短編集は、その中で順位をつけて、面白かった作品はなぜ面白かったのか、つまらなかった作品はどこがつまらなかったのか、そういったところを書けば、それなりにまとまるものだけど、うーむ・・・、困った。「絶叫城」はどれもセンスよく、甲乙つけがたいのだ。
「黒鳥亭殺人事件」は子供との会話をからめた構想がよく、「月宮殿殺人事件」はトリビアのような知識にニンマリし、「紅雨荘殺人事件」は何といっても事件の背景が素晴らしい、といった具合。
ミステリファンなら楽しめること間違いない。
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昨日、順位戦C級1組の最終局があった。
万年昇級候補の屋敷伸之八段(4月から九段)がついに、ついにB級2組に昇級。長かったなぁ。C1で足踏みすること、10年以上。
将棋の勉強はスポーツ新聞の詰将棋のみという男、屋敷。それなら僕のほうが勉強時間が長いわい。
屋敷はそんな勉強量なのに、棋風は華麗で、ごちゃごちゃした終盤を軽やかにぶっちぎる。かっちょええ。
B級2組はあっさり通過しそうな予感。
もう一人の昇級者は野月浩貴。この男はあんまり興味ないし、今後タイトル戦にからむこともなさそうなので、ここでは二度と名前が出ないかも。
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